まるよしよもやま話(沖縄・伊良部島)

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。 そんな話が伊良部にもたくさんあります。 伊良部島の民宿まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話「まるよしよもやま話」のページです。

カテゴリ: ヤシガニ

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の風物詩】
<ヤシガニ天国>
今年は雨が多く日照時間も少ないと心配されていますが、下地島の海岸付近に行くとやたらと熟れたアダンが目に付きます。
もしかして、天候が影響しているのか、他の理由なのか、はたまた単なる気のせいなのか解かりませんが、その方面に向かう方はアダンにも目を向けてみてください。
6月の大潮の季節に向けて熟れたアダンをたくさん目にすると、もしかして今年はヤシガニもたくさん出没するのかと考えてしまいます。
6月の大潮はサンゴの産卵でも知られています。
オカガニもこの時期に産卵のため団体で海に向かいます。
この時期に観光で来た方は、夜のお酒を一日我慢して伊良部島・下地島の一周道路をゆっくりドライブするのはいかがですか。
ヤシガニやオカヤドカリなどのほかにも、満点の星空、ホタルの飛び交う姿にも出会えるかもしれません。
個人的には今年はヤシガニ天国になると妄想を膨らませていますが、万が一ヤシガニに遭遇しても絶滅危惧種で捕獲を禁止されているので、決して捕ってはいけません。
アダン




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【伊良部の日常】
<ヤシガニの毒>
先日、マダカスカルでウミガメを食べた人が亡くなったとの報道がありました。
死因は食中毒との事ですが、ウミガメそのものに原因がある訳ではなく、有害な藻を食べたカメの肉を食べたためとの事のようです。
似たような事例は以前も起こっているとのことですが、その話を聞いて思い出されるのはヤシガニの話です。
今は絶滅危惧種となって捕獲が禁止になっているヤシガニですが、一時代前は伊良部島でも普通に食べられていました。
その際、言い伝えられているのは「紫のは毒がある」とか「茹でても色が変わらないのは危険だ」とかいう話です。
キョウチクトウに毒がある事は知られていますが、伊良部島の海岸付近に自生しているオキナワキョウチクトウにも毒があります。
オキナワキョウチクトウの下で雨宿りをしたり、枝を箸代わりにした人がひっくり返ったとの話もあります。
そんな事も有り、オキナワキョウチクトウが生えている所のヤシガニは危険だと言われています。
物の本によると、オキナワキョウチクトウは沖縄ではミフクラギと呼ばれている所もあるそうです。ミフクラギは「目脹ラ木」と書くのでいかにも危なそうです。
「ウミガメが毒の藻を食べたのか」が解らないように、「ヤシガニがオキナワキョウチクトウの下にいたのか」は見た目では判断できませんが、昔の人の知恵で、茹でても色が変わらないのや紫なのはオキナワキョウチクトウの下にいたせいかも知れません。
捕獲も禁止されている事なので、機会が有っても怪しいヤシガニは食べない方が良いと思います。
ヤシガニ毒



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伊良部の自然】
<ヤシガニキンタ〇洗い>
ヤシガニは保護条例が施行されてから、場所や時期などによって捕獲禁止になっています。
条例が施行される前は、何時どこで捕っても大丈夫でした。
鍋に入れると美味しいだダシが出るそうです。
ヤシガニを見つけるには熟れたアダンの実が散乱している付近など、ヤシガニが出没しそうな場所を徹底的に探す方法も有りますが、一周道路をドライブするのが一番手っ取り早いと言われています。
ヤシガニは6月から10月にかけての大潮の時期に産卵のため海に行くと言われています。
そんな夜に、車をゆっくり走らせるとヘッドライトにヤシガニが浮かびあがります。
まるよしに宿泊される方で興味ある方は、お酒を我慢してトライしてみてください。
天然記念物のオカヤドカリにも出会えますし、道路を徘徊する巨大なヤシガニに遭遇するかも知れません。
そんなヤシガニの事を、オスでもメスでもキンタ○を洗いに行くと言っています。


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伊良部の自然】
<ヤシガニ捕り>
現在、ヤシガニの捕獲は条例で禁止や制限がされていますが、以前は自由に捕ることが出来ました。
捕まえて宮古島の料理屋に売る事もあったそうです。
昔は橋もなく船の時代なので夜の間は人の往来も少なく、捕る数もたかが知れていました。
そんな頃、ヤシガニ探しに余念のないHさんとSさんはヤシガニが徘徊しそうな夜は好きなお酒も我慢して一周道路をゆっくり車を走らせます。
ライトに浮かぶヤシガニの姿は巨大です。興奮したHさんは鼻から煙をはく勢いで車から降ります。Yさんが後ろから忍び寄ってハサミに挟まれないように捕まえます。
ヤシガニのハサミはブロックも砕くほどと言われています。指をちぎられた人もいるそうです。
そんなヤシガニも今は絶滅危惧種に指定されているほど数は減っているようです。
万が一遭遇しても観察するだけにしてくださいね。
ヤシガニ捕り (1024x692)


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伊良部の自然】
<ヤシガニ保護条例>
伊良部でマクガン(ヤシガニのこと)を捕ってはいけない場所があります。
お墓や焼き場の近く、御嶽付近では地元の人は誰も取りません。ご先祖様が姿を変えてくると考えられることもあります。
下地島はどこでも大丈夫だそうです。
ただし、現在は宮古島市ヤシガニ保護条例で捕獲禁止の時期や場所などが指定されています。
宮古島ではヤシガニ料理の登り旗がたっていますが、そのヤシガニはどこから来るのでしょう?
ヤシガニ看板 (1024x760)


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伊良部の自然】
<ヤシガニ>
まるよしに通うHさんとYさんは夕食後、ヤシガニ捕りに下地島に遠征に出かけてすったもんだの末、見事捕獲に成功しました。
捕獲されたヤシガニはその夜、蓋に重いブロックを乗せたポリバケツに入れられてまるよしの裏手に置かれました。
一夜明けて翌日見に行くとヤッシーはブロックをものともせず逃亡していました。
しばらく飼育する計画で名前まで付けたのに残念でした。
どこかの誰かが鍋に入れたという疑惑は残りましたが、ヤシガニの力恐るべしとしておきます。
宮古島市ヤシガニ保護条例が出来るずっと前の話です。
ヤシガニ01 (1024x691)


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