まるよしよもやま話(沖縄・伊良部島)

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。 そんな話が伊良部にもたくさんあります。 伊良部島の民宿まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話「まるよしよもやま話」のページです。

カテゴリ: 伊良部の日常

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<異国の漂流物>
下地島にはたくさんのビーチがあります。
人気一番は中の島海岸で、そのほかにも観光客に人気のビーチは一周道路からアクセスが良い西側に集中しています。
ザックリ言うと、下地島は西側が観光ビーチ、北側は17エンド、東側は入り江と言うことができます。
それでは南側はどうなっているのでしょう。
35エンドと渡口の浜は思い浮かびますが、他は何だっけという人がほとんどだと思います。
ところがどっこい、南側にも小さなビーチがたくさんあります。
しかし下地島の南側はリーフが遠く、風や波の影響を受けやすいため、ビーチで遊ぶのに適したコンディションの良い日は多くありません。
砂浜も少なく、サンゴの岩場が多いようです。
そんな事もあって島の人は釣りなどに来ていますが、ほとんど人の姿は見かけません。
そんなビーチに行ってみると、目に付くのは異国の漂流物です。
中国のか台湾のか解かりませんが、漢字が書かれたペットボトルなどが目に付きます。
浜に打ち上げられた漂流物を見ていると、ここは外国なのと錯覚しそうです。
興味のある方は、昔の一周道路からアクセスできる南側のビーチを探検してみてください。
北風の時に、来間島方面から着陸するピカチュウジェットなど、今までとは違った景色が見られて、新しい発見があるかもしれません。
ただし、農作業の車などに充分なご配慮をお願いします。
異国の漂流物 異国の漂流物 (2)

異国の漂流物 (3) 異国の漂流物 (4)



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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<17エンド着陸模様>
10月8日の寒露の訪れと共に南風が北風に変わるといわれていますが、今年も9日から北東に変わりました。
今年は異常に暑く、どうなることかと思っていましたが、測ったように様に変わった風向きにビックリすると同時に、昔の人の智恵と洞察力には驚かされます。
風向きが変わる寒露の頃から渡ってくるサシバと同じように、飛行機も風向きに影響されます。
そもそも飛行機は向かい風で離着陸するので、下地島空港に着陸する飛行機は寒露の頃から南側からの進入になって、人気の17エンドからの着陸は数を減らします。
10月12日も北東の風が吹いて、定期便は今では35(サンゴ)エンドと呼ばれる事が多くなった南からの進入が朝から続きました。
そんな状況でも、17エンドには飛行機の着陸時間になると人が集まってきます。
SNSや観光情報誌には17エンドからの着陸の画像や映像が多いので、飛行機は絶景の17エンドで待っていれば必ず来ると思っている人も多いようです。
この日もたくさんの人が待っていましたが、残念ながら反対側からの着陸になってみんなガッカリです。
ところが、天気予報どおりに降ったにわか雨のあと、午後4時頃から突然無風状態になりました。
飛行場の吹き流しも、午前中の勢いはどこへやら、力なくだらっと垂れ下がっています。
もしかしてと思っていたら、16時25分着陸予定の便は北側からの進入になりました。
風向きのことを考えずに17エンドで待っていた人はチョーラッキーでした。
その後はまた北東の風が吹き始め、17時15分発の便は北側に向かって離陸していきました。
この日17エンドで着陸を見た方は強運の持ち主です。
早速、宝くじを買ったほうが良いかもしれません。
17エンド着陸模様



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【伊良部の日常】
<島言葉>
今でこそ全国各地で独特の方言を残していこうという流れになっていますが、地方にお住みだった方の中には、昔、都会で方言を話してと恥ずかしい思いをした人も多いのではないでしょうか。
かつては、表日本、裏日本という表現があったように都会の生活が「普通」でその他は「田舎」という、今で言う上から目線の感覚が一般的だったように思います。
「裏日本」はいつの頃からか、差別用語だという事で使われなくなったと記憶していますが、方言についてはいまだに笑いのネタにされることもあります。
かつてはNHKのアナウンサーがしゃべるような標準語を話すのが正しいことのように教えられた人もいるのではないでしょうか。
そもそも標準語の標準とは何なのでしょうか。
標準語という言葉自体が最近よく耳にする「不適切」と思われます。
伊良部島では、今のおじぃおばぁが子供の頃から普通にしゃべっていた島言葉が、いつの頃からかダメと言われて、方言を使うと罰として「方言札」を首に掛けられました。
長い時間をかけて標準語を覚えると、こんどは宮古島でも島言葉を残していこうという運動が起きています。
今のおじぃおばぁの世代は、そんな「標準」の波に弄ばれた世代です。
コロナが猛威を振るう前のまるよしの居酒屋タイムでは、伊良部島の方言が飛び交い、そこに各地からお泊りになるお客さんの方言やなまりが混じって、言葉の見本市の様でした。
そこにオトーリがはじまるとさらにディープな言葉が飛び交いました。
まるよしの居酒屋タイムは6月から復活しました。
「オトーリはほどほどに、育った土地の言葉を普通にしゃべれる」、そんな交流がまたできるようになればと願っています。



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【伊良部の日常】
<じゅーしーの素>
沖縄の家庭料理の定番にジューシーがあります。
沖縄の食材を使った炊き込みご飯です。
ジューシーは観光客にも認知度が高く、観光客をターゲットとする飲食店では必ずと言っていいほどメニューに載っています。
ジューシーはコンビニでゲットする事もできます。
沖縄に展開する沖縄ファミリーマートには「じゅーしーおむすび」があります。
沖縄限定商品ですが、そのうち当初宮古島限定商品だった「ポークたまごおむすび」が大人気のため「SPAMむすび」として全国で販売されたように、「じゅーしーおむすび」も全国展開されるかもしれません。
ジューシーは今や全国的にも身近な料理ですが、家で味わう事も出来ます。
そんな時に便利なのはオキハムで親しまれている沖縄ハムの「じゅーしーの素」です。
お米に混ぜて炊くだけの便利なグッズです。
じゅーしーの素は宮古島ではもちろん、伊良部島のスーパーで買うことが出来ます。
お値段もお手頃でお土産に最適です。
伊良部島にハマったあなた、お土産にお買い上げいただいて伊良部島を懐かしんでください。
じゅーしーの素



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【伊良部の日常】
<宮古病院>
コロナの感染拡大で離島の医療体制が改めてクローズアップされました。
未知の部分が多いコロナの対応には厳しいものがあって、来島自粛の要請もでました。
宮古島には総合病院が複数あり、離島の中では医療体制は整っているとの評判がありました。
その中でも300床弱の病床数を誇るのは県立宮古病院です。
平成25年に新築して現在の場所に移転しました。
伊良部島の人も、橋が架かってから宮古病院に通う人が増えました。
県立宮古病院は、名前のとおり沖縄県の県立病院です。
沖縄県には県立病院が6箇所あります。
本島に4病院で、あとは石垣島と宮古島です。
そのほか附属の診療所が16ヶ所あるそうです。
離島や遠隔地が多いためと思われます。
医師や看護師など病院の医療スタッフは沖縄県の職員なので、各病院への転勤があります。
そんな訳で県立宮古病院の医師の出身も様々です。
宮古島の開業医は、宮古島をはじめ沖縄ゆかりの人が多いようで、診察や検査結果を聞きに行くとき「上等、上等」といわれて健康を確信します。
ところが宮古病院の医師の中には、標準語で「正常ですね」と伝える事があります。
そんな時「違います、伊良部です」と答えるおじぃがいるとか。
宮古島に「せいじょう」と発音する西城という集落があるため、伊良部から来たことを主張するためです。
おじぃの時代は宮古島市という枠ではなくて、自分が暮らすそれぞれの集落が日常の世界であり、プライドもあったという事でしょうか。
一方、そんなややこしい理屈でなく、単なる駄洒落話という説もあります。
宮古病院



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【伊良部の日常】
<まるよし駐車場2023>
まるよしの駐車場については、まるよしマニアでも話題になりましたが、小さな植物園のようです。
ただし、日常的にきめ細やかな手をかけられないため、管理された植物園と言うよりは自然植物園のような側面もあります。
そんな駐車場も一昨年の9月に舗装されてスッキリしましたが、2月の還暦祝いで里帰りしたスタッフの家族たちのおかげで、樹木の選定をして更にすっきりしました。
常連さんによると、自分の頭の散髪した後のようになったとのことです。
皆様はその常連さんの頭を見たことはないので想像は出来ないと思いますが、駐車場の植物はかなりスカスカになって向こうが見通せるようになりました。
高く育ったグァバの木などもすっかり刈られて、サッパリしました。
春になって気温が上がってくると、植物はみるみる成長していきます。
今年の夏ごろはどんな風になっていくのか、植物の成長が楽しみです。
まるよしを訪れた方は駐車場も覗いてみてください。
そして駐車場の主役を探してみてください。

【まるよしマニア「駐車場の主役」はこちらから】

2021年9月
まるよし駐車場202110

2023年2月
まるよし駐車場202302



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【伊良部の日常】
<ピンザ2023>
まるよしから国仲橋を渡って下地島に入り、ガソリンスタンドを直ぐ右に曲がると、突き当りが佐和田の浜の展望所ですが、その途中にヤギ小屋があります。
最近はヤギの姿はあまり見えずに、鳴き声だけ聞こえてきた印象がありますが、梅雨明けの声が聞こえてきたこの頃、小屋の外で草を食べる姿を見かけるようになりました。
小屋に長く入っていた頃は、毛並みもあまりよくなく痩せていた記憶がありますが、今回の登場を見ると毛並みも良く健康そうで安心しました。
小さな子供も増えていて、5匹の姿が見受けられます。
伊良部島でピンザと呼ばれるヤギは、かつてお祝いなどで潰されましたが、今は癒し系の動物で人気です。
確かに久々に登場したヤギを見ていると、心が温かくなってずっと見ていたい気分になります。
都会の生活で時間に追われるあなた、あっちもこっちもと観光するのもよいですが、ピンザをじっくりと見て心の洗濯をしてください。
ピンザ01

ピンザ02



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【伊良部の日常】
<鬼人手>
1982年に出版された「宮古・地域開発の胎動」という本のなかに、「鬼人手たちの出没」という章があります。
琉球大学の真栄城守定さんの著書ですが、昭和50年代の宮古島を描いた本です。
この本の中に、キビ畑の土にクチャと呼ばれる粘土を混ぜると保水力が増すため、内地資本がクチャ山を買い占めたり、宮古島北部のクチャがある山が海岸線まで切り崩されて自然破壊が進んでいるという、記述があります。
著者は美しい海のサンゴの天敵オニヒトデに例えて「陸からあらわれた鬼人手」によって宮古島の海が危機にさらされているとしています。
このケースでの鬼人手は土木屋、ブルドーザー、本土資本などとの事です。
これらは昭和50年代の話ですが、これ以降もたくさんの鬼人手が忍び寄ってきました。
特に最近の宮古島バブル以来、色々な鬼人手が発生しています。
すでに伊良部島の中にはオニヒトデが大量発生して、死滅しつつあるサンゴのような土地も出現しているようです。
オニヒトデに刺された場合、特効薬はなく死ぬ確率が高いと言われています。
伊良部島でもダイビング中にオニヒトデに刺された死亡事故が起きています。
今後も様々に形を変えて忍び寄る鬼人手に備えて、アンテナを張って注意を払うと共に特効薬が欲しいものです。
鬼人手



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【伊良部の日常】
<あれ、これ、それ>
今更ですが、歳を取ると物忘れが多くなります。
現在はお休みしているまるよしの居酒屋タイムですが、コロナ前に繰り広げられた毎晩のよもやま話の最中では、人の名前などを思い出せずに「あれ」「これ」「それ」が飛び交っていました。
頭に中には姿が浮かぶのに、言葉で言い表せないのはもどかしくて、ジョッキを持つ手も停まりがちです。
そんな時、便利なのがネット検索ですが、検索でやっと正解にたどり着いても、次回の時にはまた同じ名前を思い出せません。
便利なツールでその場で答えは出ても、自力で思い出そうととことん考えないと、結局根本的な解決にはならないようです。
思い当たる節がある人は、是非散歩の際に出会う花や植物の名前や出会う人の名前を言葉にしてみて下さい。
その名前を知らないのか、忘れているのかは本人でないと解らないですが、名前が出ないとスッキリしません。
その場で思い出すことが出来なくても、とことん考えて正解が解った時の喜びはひとしおです。
とかく安易にテクニックに走りがちな今日この頃ですが、自力で思い出そうとする事は老化防止のためにも良いと思われますので、是非試してみてください。
ただし身近な人の名前はさしつかえがありそうなので、まずは、花あたりから始めて見てください。
あれこれそれ



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【伊良部の日常】
<サバぬにゃーん>
宮古島出身の歌手の下地勇の歌に「サバぬにゃーん」という曲があります。
「サバ」は島ぞうり、「にゃーん」は無いです。
自分が履いていったビーチサンダルを、誰かが間違えて履いていってしまって困ったと言う内容の歌です。
下地勇は宮古島の久松で暮らした頃の思い出を歌にしたと聞いていますが、それは随分昔の話です。
でも伊良部島では、履き間違えは今でも起きているようです。
今年、佐和田で還暦のお祝いに行った人のサンダルを誰かが間違えて履いて行ってしまって、帰るときには無くなっていたそうです。
お気に入りの高価なサンダルだったので、間違いでなく知ってて履いていった確信犯ではないのとの話も出ました。
お祝いの席で靴を間違えられたという話は他にもあって、サバぬにゃーん現象は今でも頻繁に起きているようです。
まるよしでも居酒屋タイム、ランチタイムで同じようなサンダルが並びます。
幸いなことに今までのところ重大な事故にはいたっていないようですが、一応お気をつけください。
サバぬにゃーん



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【伊良部の日常】
<伊良部交通事情>
宮古島から伊良部大橋を渡ってまるよしに向かう途中の長山港付近で道路工事中が続いていましたが、昨年11月18日から新しい道を通るようになりました。
たしかに長山港付近の急カーブは、港へ向かう道と一周道路のどちらが優先道路か解りづらい状況でしたが、橋が架かる前は交通量もほとんどなく危険も感じませんでした。
そもそも橋が架かる前は、伊良部島の玄関は定期船が発着した佐良浜港で、港から南区の各集落へ向かう道がメイン道路でした。
それぞれの集落の名前から、佐和田線・国仲線・伊良部線と呼ばれていて、一周道路は生活道路ではありませんでした。
ところが2015年1月末に伊良部大橋が開通すると、道路事情は激変します。
伊良部島の玄関は伊良部大橋のたもとの長山になって、動線が変わってあらたに急カーブ問題が浮かび上がりました。
動線の他にも観光客のレンターカーが急増して交通量は数倍どころか、橋が架かる前の10倍以上になったと言われています。
そこで、今までは危ないと思わなかった場所も危険になり、今まででちょっと危ないなという場所がより危険になりました。
そんな危険の回避のための一環が長山港付近の道路建設です。
その他にも危ない箇所はたくさんあって、交通量の増加と共により危険度が増しました。
最大の原因は交差点でどちらが優先か解りづらいことが考えられます。
島の人にとっては、集落から港や伊良部大橋に向かう道が優先ですが、普段島にいない観光客にとっては広い道が優先だと思いがちです。
当然ですが、古くからある集落内部の道は狭く、比較的新しい農道は歩道付きで広く、綺麗に整備されています。
全部が全部ではありませんが、交通事情がわからない観光のお客さんはそんな広い道の方が優先と思う傾向にあります。
以前、まるよしのスタッフの娘さんも伊良部中学付近の十字路で、一時停止を怠った「わ」ナンバーに当てられました。
伊良部集落から佐良浜に向かう道、伊良部橋付近など、そんな危険な場所はたくさんあります。
最近は「優先道路です」という表示が増えてきているので、効果が上がれば良いなと思っています。
車の少ない広い道で飛ばしたい気持ちはわかるような気もしますが、事故を起こすと折角の旅行が台無しになります。
慎重な運転をお願いします。
優先道路看板



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【伊良部の日常】
<アーサ>
アーサ沖縄の名産品にアーサがあります。
内地では「あおさ」と呼ばれています。
厳密にいうとアーサはヒトエグサの事で「あおさ」とは別物との事ですが、難しいことはよくわかりません。
国会答弁ではありませんが、いずれにしろ海草の一種です。
宮古島では2月頃から収穫します。
まるよしでもアーサを食材とした料理がメニューにのぼります。
ランチではアーサそばやアーサチャーハンがあります。
現在、居酒屋タイムは休止中ですが、復活した折には、昨晩つい飲みすぎて「今日はさっぱり系で行こう」というあなたはアーサ汁やアーサそばを、仲間とワイワイ「今日も飲むぞ」という方はアーサチャーハンで盛り上がってください。
気に入った方は、お土産にも最適です。
お値段もお手頃で、軽くて量も嵩張りません。
スーパーの食品売り場に売るほどあります。



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【伊良部の日常】
<伊良部の音2023>
以前も話題になりましたが、宮古島市では日に4回防災システムを使った定時放送が流れます。
当然伊良部島でも流れます。
以前は全部「安里屋ユンタ」だったのが、10時の放送は「富士山」、12時は「宮古島市歌」、18時は「夕焼け小焼け」です。
15時の放送は季節によって変わります。
2月の今は「たきび」が流れます。 期間は12月から翌年の2月までです。
歌詞はありませんが、放送が流れると「かきねのかきねのまがりかどー」から始まって、「北風ぴいぷう吹いている」のフレーズを口ずさんでしまいます。
今年は寒い日も多く、なんとなく季節感が合っていたようですが、2月10日あたりからは気温が上昇して最低気温でも20度近くの日が続いています。
島では半袖、短パンの姿も普通に目撃されています。
こんな日に「たきび」が流れると「なんだこりゃ」と感じてしまいます。
と思っていたらバレンタイン寒波でチョー寒いこのごろで「たきび」の気分です。
曲を選定した方、大変失礼しました。
話は変わりますが、12時に「宮古島市歌」が流れると、消防車のサイレンに反応するように犬が遠吠えを一斉に開始してお昼を知らせます。
伊良部の犬



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【伊良部の日常】
<17エンド着陸>
伊良部島観光でここ数年一番人気になった17エンド。
観光情報などで紹介されているせいか、定期便の着陸時に必ずと言っていいほど人が訪れます。
少ないときでも10人以上の人が訪れ、時には50人を超えるときもあります。
宮古島の観光ガイドなどには、17エンドからの旅客機の着陸の映像が数多く紹介されています。
青とエメラルドグリーンの海のグラデーションの絶景からの着陸は息を呑む迫力です。
こんな情報が多いせいか、飛行機は必ず17エンド側からくると思っている人が多くいるようです。
以前にも話題になった飛行機の離着陸ですが、基本的に飛行機は向かい風で離着陸します。
昨年の10月のある日、北東の風が強く吹くなか、スカイマークの定期便は17エンドとは反対側の南側からの進入で着陸しました。
風の音で飛行機の音にも気付かないのか、17エンドの空港管理道路には既に飛行機が着陸したにもかかわらず、ジッと進入灯の方に目を凝らす人が数人いました。
これは伊良島観光がかつてのコアな層から、一般的になった証とも考えられます。
伊良部大橋が架かる前、下地島空港のタッチアンドゴー目当てに来る人は、飛行機の着陸情報を下調べしてから訪れる人が多かったので、風向きにかかわらず見逃すことはなかったように思います。
離着陸目当てで下地島空港を訪れる方は是非、当日の風向きを調べてから訪れる事をお勧めします。
17エンドではなく、反対の35エンドからの着陸かもしれません。
ただし、季節にかかわらず横風の時はどちらから進入するか解からない場合もあります。
そんな時は自分の勘を信じて、一発勝負してください。
17エンド着陸



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【伊良部の日常】
<伊良部散歩2>
観光に訪れるとガイドブックに載っている場所を「見逃すものか」とばかり、鼻から火を噴くような勢いで見て回る人もいます。
鼻から火を噴かないまでも、あれもこれもと行きがちです。
初めての土地では、広く浅くという感じになりがちなのはやむを得ないと思います。
伊良部島に観光で来られた方は、是非また訪れる事をお勧めします。
2回目以降は心に余裕も出来て、気に入った場所をジックリと見て回れます。
何時までにどこに行くというのではなく、気に入った場所を心のままに歩いてみてください。
伊良部島に限らず旅先で散歩すると、いつもとは違った景色に出会い、新鮮な気持ちが湧いてきます。
観光地や絶景スポット巡りも楽しいですが、それぞれの土地の風情に触れるのも良いものです。
一般的な観光地でなくても「あれっ」と思う体験をすることができます。
伊良部島を歩くと、普段では見られない草花に出会い、畑の作物や家並みもいつもと違って新鮮な驚きを感じます。
耳に入った土地の言葉にも心がときめきます。
伊良部島はそんな体験が数多くできる島です。
そんな体験には散歩感覚が一番です。
昨晩飲みすぎたあなたも、是非伊良部を歩いて身体も心も健康になってください。
伊良部散歩



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【伊良部の日常】
<逆流性食道炎>
最近よく耳にする病気に逆流性食道炎があります。
まるよしの常連さんにも、その病気を持っている人が何人かいます。
逆流性食道炎とは食道と胃の境の弁がゆるんで、胃液などが逆流して、食道に炎症を起こす病気です。
症状は胸やけ、酸っぱいものが上がってくる呑酸、喉の痛みなど様々あるそうです。
胃の入り口がゆるむ原因には加齢の他に姿勢・生活習慣・食生活の変化などと言われています。
具体的には、姿勢では猫背、生活習慣では大食い・早食い、食生活ではアルコール・炭酸・カフェインの採りすぎなどです。
Eテレの健康チャンネルによると、6人に1人はかかっている病気で最近急激に増えているとか。
生活習慣、食生活は何となく納得ですが、最近急激に増えたのは猫背の姿勢が原因なのでしょうか。
前かがみの姿勢でのスマホなどはもっての他ということなので、これで最近この病気が増えたわけが、何となく納得してしまいます。
寝るときもうつ伏せで寝るのはダメとのことで、左側を下に寝ると良いとか。
内地からまるよしに通う常連さんはこの病気約20年の筋金入りですが、食事を採ってすぐにシュノーケリングをすると、胃酸が昇ってきて海の中で「ウッ」となるそうです。
海の中でもうつ伏せの姿勢はいけないようです。
このことにかかわらず、姿勢は様々な面で大事です。
姿勢の矯正に関しては、壁を背中にして、かかと・尻・肩甲骨・後頭部を同時に壁に着くように立つ「壁立ち」の姿勢が良いとに事で、1日1分「壁立ち」して身体に姿勢を覚えこませることがよいとのことです。
観光に来られた皆様も、海で「ウッ」ならないように普段からお酒の飲みすぎや姿勢にお気をつけください。
逆流性食道炎中の島



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【伊良部の日常】
<宮古牛>
宮古島のグルメに宮古牛があります。
世界的に有名になった和牛のブランドの一種ですが、石垣牛に比べてその知名度は大きな差があったようです。
ところが伊良部大橋が架かって、いわゆる宮古島バブルがおきて観光客が爆発的に増えると、宮古牛を売り物にする店も急増しました。
橋が架かるずっと前にも専門店は販売をしていましたが、宮古牛を前面に売り出すレストランは少なく、今にして思い浮かぶのは平良港のホテルのアトールエメラルドに入っている店ぐらいです。
ところが、その当時から伊良部島のスーパーでも宮古牛のパックを販売していました。
今から考えれば、当時としては珍しかったのではないかと思います。
料金も1パック200~300gほどで580円とか680円だったように記憶しています。
しかし、橋が架かると料金も980円とか1280円とか1480円とかに一気に値上がり、今ではスーパーではほとんど見かけません。
宮古牛の名前が付けば売れるので、値を上げても買い手があるという事のようです。
まさしく宮古島バブルの名前にふさわしい事例です。
まるよしでも橋が架かるずっと前から「宮古牛焼き肉定食」の名前でメニューに登場していました。
最新のメニューでも料金は900円なので、当初料金と比べてもバブルの影響は受けていません。
折角の宮古島です、値段もお手頃で話のタネにもなるので、是非お試しください。
病みつきになるかもしれません。
宮古牛焼肉メニュー



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【伊良部の日常】
<飲み屋のママの声>
緊急事態宣言やまん延防止重点措置が解除されて、コロナの感染が下火になった4月はじめ、感染対策を講じたうえで、おでん屋のカラオケルームで久々の飲み会がありました。
コロナが宮古島に上陸してから、はじめてのカラオケで3年ぶりです。
久々という事に加え、コロナの事が頭の片隅にあって、みんな歌声に元気がありません。
日常的に体の奥から声を出していないこともあり、いざ元気に歌おうと思っても声がでません。
そんな訳で声を張り上げて歌った結果、翌日まるよしでは「みんな飲み屋のママの声になった」というのが一番の話題でした。
飲み屋のママの声とは果たしてどんな声なのでしょうか。
飲み屋のママの声がみんなそうではないと思いますが、たしかにハスキーな声を聞くと、大原麗子のような色っぽい飲み屋のママの声を連想させます。
話は変わりますが、昔の相撲取りはヒーローインビューを受けると声がガラガラでした。
ガラガラ声は、のど輪をされたり、突っ張られたりで稽古のたまもので一種の勲章のようなものと感じていました。
昔も、増位山のように歌手デビューするような素敵な声の力士もいましたが、今のヒーローインタビューではガラガラ声の力士は少なくなりました。
別に稽古が足りないという訳ではなく、時代の流れとともに稽古の仕方も変わったのでしょう。
飲み屋のママのハスキー声も、昔は酒とカラオケでお客さんを接待する一種の勲章でした。
時代は変わって力士と同じように、今は綺麗な声の人が多いと申し添えておきます。
おでん屋飲み屋のママの声



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【伊良部の日常】
<看板>
伊良部大橋が架かっていわゆる宮古島バブルが起きるまで、宮古島では内地で普通に見かける店の看板はあまり見かけませんでした。
台風対策の為でしょうか、取り付け式の看板はごく少数で、コンクリートの建物に直接ペンキで店のなまえを書く方式です。
もっとも平良の中心部やイーザト近辺では取り付け型も見かけたようですが、市街地や飲み屋街の中心部を離れた場所では「ほとんど見かけなかった」と言ってよいでしょう。
当然、伊良部島にはありません。
店が代わると上から書き直します。
新しい看板を良く見ると、前の店の名前が完全に消えずに薄く残っていて、以前の店の名前がわかります。
最近の建設ラッシュに伴って取り付け式の看板が増えるかも知れませんが、当分の間伊良部島では新しい店に変わった時に「前の店はなんだっけ」ということはありません。
狩俣マッチャーズ


パーラー渡口の浜



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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<ありがとう>
レジ袋 (691x1024)宮古島で「ありがとう」は「たんでぃがたんでぃ」と言います。
地元の方言で歌う宮古島久松出身の歌手の下地勇(イサム)の歌詞にもよく登場します。
方言は難しいもので、同じ言葉でも集落によって意味が異なる場合もあります。
伊良部島では「たんでぃがたんでぃ」は「お願いします」とか「ごめんなさい」という意味で使われることが多いようです。
伊良部島では「ありがとう」は「すでぃがふぅ」ですが、あまり耳にしません。
何年か前には「ありがとう」の方言を印刷したレジ袋も販売されていました。
宮古島の「たんでぃがたんでぃ」は赤、伊良部島の「すでぃがふぅ」は青で印刷されていて、スッキリしたデザインで好評のようでしたが、今もあるのでしょうか。
まるよしでも伊良部島版を使っていた時期もありました。
今の時代、実際の会話では方言より「ありがとう」が一般的なようです。
伊良部島ではアクセントが言葉の始めに来ることが多く聞かれますが、「ありがとう」のアクセントは「とう」が強くなることが多いようです。
昔、谷村新司がコンサートで絶叫したアクセントです。
「ありがとう」は魔法の言葉といわれますが、言われて気分を悪くする人はいません。
伊良部島でもお礼や感謝の言葉で、「とう」にアクセントにある「ありがとう」が飛び交います。
聞いているだけで、幸せな気分になります。



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【伊良部の日常】
<タッチアンドゴー2022>
伊良部大橋の開通以来、年を追う毎に人気が高まった17エンドには、コロナが吹き荒れて観光客が減少している時もそれなりに人が訪れます。
ほとんどのお客さんの人気は、インスタ映えする日本とは思えない色鮮やかなグラデーションの海の色と白い砂浜ですが、その中には飛行機の離着陸目当てに訪れる人も少なからずいます。
2019年3月に下地島空港に定期便が復活して、定期便の離着陸に合わせて絶景の17エンドを訪れるお客さんの姿も見かけるようになりました。
そんな状況を目の当たりにすると、橋が架かる前のタッチアンドゴーの訓練を思い出されます。
今でも不定期に海上保安庁や琉球エアコミュータなどが訓練を行っていますが、全盛期のJALやANAのジャンボの訓練に比べると迫力はイマイチです。
それでも目の前で離着陸を繰り返す訓練には、黄色い声が沸き起こります。
バニラやソラシドやキャセイパシフィックなど大きめの機体での訓練の予定が入ると、どこで情報を仕入れるのか、17エンドの進入灯付近には人が集まってきます。
訓練ではありませんが、昨年のホヌの着陸時には17エンド始まって以来、最多と思われるギャラリー集まりました。
最近はスカイマークやジェットスターの定期便が就航していて、毎日何回か確実に飛行機の離着陸を見る事が出来ます。
今となっては、伊良部島を観光するほとんど人が訪れる17エンド。
可能ならば、訪れるときは定期便の着陸の時間やタッチアンドゴーの訓練に合わせていらっしゃることをお勧めします。
飛行機の離着陸は向かい風で行うので、風向きによって進入方向が変わります。
南風の時に見られる17エンド側からの進入はまさに絶景で、更に晴天と干潮が重なれば完璧です。
17エンドに来るまでは「飛行機なんか興味ない」と言ってブー垂れていた女性が、タッチアンドゴーを見て以来、その場所を離れなくなったという話もあります。
興味の無い人も、だまされたと思って一度体験してみてください。
タッチアンドゴー2022

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【伊良部の日常】
<雨が降れば>
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、今年の伊良部島では「雨が降ればゴルフ場が儲かる」というちょっと聞くと矛盾するような現象がおきました。
今年2月は雨が多く、ハーベスタという機械が畑に入れずにサトウキビの収穫が出来ない日が続きました。
ほんの10年前まででは考えられなかった光景です。
その頃は伊良部島では手刈りが主体で、機械刈りはまだ少数だったため、今ほど天候の影響は受けませんでした。
当時、ユイマールでキビ倒しする日にはスーパーから弁当が姿を消すことが風物詩で、ハーベスタはまだ風物詩にはなっていなかったと記憶しています。
今年はその他にも3月に機械の故障やら糖蜜を回収する船が来ないなどの理由で、製糖工場が停まる日が多くありました。
5月に梅雨入りすると畑は水浸しで、またまた収穫出来ない日が続きます。
そんな事も有って、今年は製糖期が5月6月に入っても続き、最終的には7月上旬まで製糖工場は稼働しました。
5月終わりにはゴルフ場も水浸しで休みになった事もありましたが、そんな状況にもめげず製糖工場が停まると、仕事にあぶれた人々はゴルフ場にせっせと通います。
ちなみに飲み屋も昼から繁盛します。
「雨が降れば飲み屋が儲かる」は何となくわかりますが、今年は「雨が降ればゴルフ場が儲かる」といういつもの日常とは違った不思議な現象が起きたようです。
製糖工場



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【伊良部の日常】
<伊良部散歩>
伊良部島ではついつい車での観光地巡りになって、なかなか歩く機会が無い方が多いと思います。
伊良部島での生活の様子や島の雰囲気に触れるには空気を感じて歩くのが一番ですが、「伊良部を歩く旅」のように「ずーっと歩きっぱなしは無理」という人は、目的地の少し手前で降りて散歩の様に歩くこともお勧めします。
例えば広大なサトウキビ畑の広い農道に車を止めて、背の高いキビ畑の中を歩いてみたり、下地島の一周道路に車を止めて、昔の道を海岸まで歩いて行ってみてください。
サトウキビ畑では広い空とゆっくり流れる島時間が感じられるはずです。
人がほとんど来ない、ビーチへの道ではチョウチョウが道案内をするように近くを飛び交い、サンゴ岩の道では何かガサゴソ音がします。
音の主はサザエの殻をまとったオカヤドカリです。
そんなふうに車を降りて歩くと、道案内をするようなチョウチョウ、ザワワと揺れるサトウキビ、まるでヤシガニを小さくしたようなオカヤドカリの他にも、巨大なジョロウグモ、突然道を横切るイタチ、親子で歩くクイナなどなど、車で巡るだけでは絶対味わえないあなただけの体験が待っています。
「伊良部のチョウチョウもいろいろ種類がいるんだ」とか「サトウキビに風が当たるとホントにザワワと聞こえるんだ」など伊良部島の日常を体感してください。
伊良部島の旅がより濃くなることは間違いありません。
伊良部散歩01

伊良部散歩02



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【伊良部の日常】
<リュウキュウマツ>
松は全国で見られ、昔から人々には身近な存在でした。
北海道にはエゾマツ、沖縄にはリュウキュウマツがあります。
昔の青年には、六つ子の漫画「おそ松くん」が思い出され、マツはより身近な存在です。
観光に来るとつい観光スポットに目を向けて、街路樹にはあまり眼を向けませんが、意識してみると下地島周辺の道路には、松の街路樹が多いことに気づくはずです。
伊良部島の街路樹の松はリュウキュウマツで、樹幹が美しい事でも有名です。
幹線道路の並木にもなっています。
歩道の内側に植えられることが多いようで、片側歩道の道は片側に、両側に歩道がある道には両側に植えられています。
両側歩道の松並木は余り見かけませんが、そんな場所はリュウキュウマツのトンネルになります。
その松のトンネルを見る事が出来るのが、下地島空港の入り口付近です。
リュウキュウマツのトンネルが200mほど続きます。
伊良部島では、その他にもフクギやハイビスカス、ヤシの並木も見られます。
伊良部島・宮古島をドライブする際は、是非街路樹にも目を向けてみてください。
南の島の独特の景観をお楽しみいただけるはずです。
リュウキュウマツ



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【伊良部の日常】
<伊良部の季節>
宮古島や伊良部島に観光で訪れた方はあまり意識しないと思いますが、お仕事などで長期滞在された方は、伊良部島の季節感に「あれっ」と思うかも知れません。
確かに、四季の移り変わりはサシバの渡りやデイゴの開花などで感じる事ができると思います。
しかし、伊良部島では11月なのに海に入ったり、2月に半袖で過ごしたりしたかと思えば、いきなりダウンなどの防寒着で島の人が登場します。
もっともダウンの下は半袖だったりすることもありますが、このように普段住んでいる地域とは違った季節感に「今の季節はなんだっけ」と思います。
さすがに夏冬の違いは分かりますが、どこから春でどこから秋なのかは内地の感覚とはかなり違います。
2017年に宮古方言を記録する事業の一環として企画された講演会の「宮古の島々の方言呼称、および季節を表す方言」の資料によると、宮古歌謡トーガニの中に「夏冬」という歌詞があるそうです。
この「夏冬」という言葉は、一年中という意味だという事です。
むかし宮古島では1年を春夏秋冬の4つの季節ではなく、夏と冬の2季に分けていたとの事です。
最近は地球温暖化の影響で内地でも春と秋が短くなったと言われていますが、そもそも宮古島には四季はなく二季なのでしょうか。
伊良部島は年中暑いと聞いて、半袖で過ごして風邪をひいた人がいたり、正月にクーラーを入れて車に乗る人がいたり、季節感は様々です。
頭で思っている季節と身体で感じる季節は別物です。
伊良部島を訪れたあなたも、カレンダーの日付に騙されずに、伊良部島の季節を肌で体感してください。
伊良部の季節



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【伊良部の日常】
<ポークたまごおむすび>
伊良部島のスーパーに行くと、色々な弁当が並べられています。
どれもボリュームたっぷりで美味しく食べられますが、沖縄独特の食材も多く観光で来た人は少し驚くかもしれません。
畑仕事の合間やドライブの途中に食べるにはおにぎりが便利です。
海に出かけるときや、ゴルフの合間に頬張る人もいます。
そんな時人気があるのは、ポークたまごのおにぎりです。
ポークたまごのおにぎりについて、深く考えた事がありませんでしたが、昨年『ファミリーマート宮古発「ポークたまご」全国へ』のニュースが流れました。
沖縄ファミリーマートの「ポークたまごおむすび」は当初宮古島限定商品だったそうですが、大人気のため「SPAMむすび」として全国で販売したそうです。
調べて見ると、2000年4月に宮古島に初めて出店して売り出したとの事ですが、「宮古島に多くあったココストアが手作りのおにぎりや弁当を販売していた影響もあったのかもしれない」との事です。
そう言えば、まるよしの常連さんも東平安名崎に行く途中の「ここが最後のコンビニです」の表示があったココストアで食料を調達していた時に買った記憶があるそうです。
ココストアはファミリーマートに吸収されて2016年10月31日を最後に姿を消しましたが、ポークたまごのおにぎりの伝統は受け継がれたわけです。
ちなみに東平安名崎へ行く途中には、城辺にAコープがあるので食料の調達には不自由しませんが、ここを逃すと飯が食えなくなるかもしれないと思わせる「最後のコンビニ」のインパクトは強烈だったとの事です。
沖縄ファミリーマートと言えば地元密着型のコンビニで、天気予報で流れるビギンの「国道508号線」の振り付けでも有名ですが、ポークたまごのおにぎりは伊良部島のスーパーでも売っているので、是非お試しください。
SPAMむすび



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【伊良部の日常】
<生活リズム>
伊良部島を訪れる方には色々な目的があります。
まるよしにお泊りの方にも純粋に景勝地を観光する方、ダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ方、沖縄に魅せられて島巡りをしている方、冬場に避寒を兼ねてゴルフ三昧の方、仕事で来島する方、など理由を挙げればキリがありません。
そんな中に、将来的な目標の宮古島トライアスロン大会を目指して、下見に来る方もいます。
そんなに大層な理由でなく、旅先でスポーツを楽しむ方もいます。
かつて尖閣の話題が沸騰していた頃、まるよしに宿泊していたヘリのパイロットの方は、尖閣諸島から夕方に下地島空港に戻ると、ジョギングで下地島を一周してからまるよしでゆんたくするのが日課でした。
自宅以外に滞在するときも、仕事以外の時間を趣味のスポーツとお酒に有効に使う、充実した生活のように見受けられました。
伊良部島に来たからといって、普段の生活を変えないと言うのも一つの選択肢かもしれません。
いつもやっていることをやらないと、体調的にも精神的にも調子を狂わせる場合もあります。
短い滞在期間であちこち訪れて、あれもこれもしたい気持ちも十分解りますが、時間的に余裕のある方は、だまされたと思っていつもの日常の生活リズムで伊良部生活を送ってみてください。
いつもと同じペースだと身体も心も落ち着いて、スケジュールに追われる日程より、伊良部島の空気をより濃く深く体感できます。
かといって時間に余裕のない方の方がほとんどだと思われます。
そんな方々で伊良部島の生活に興味を持った方は、是非リピーターになって、またまるよしを訪れてみてください。
そして実家に帰ったような気持ちでお過ごしください。
生活リズム



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【伊良部の日常】
<伊良部のスーパー>
伊良部島には南区と北区にそれぞれ2つのスーパーマーケットがあります。
北区にはAコープとフレッシュハウスシモジ、まるよしのある南区にはまるきスーパーとシモジスーパーがあります。
佐和田のスーパーみなみも入れると3つです。
ちなみにコンビニは佐良浜のファミマが1軒です。
2015年1月の伊良部大橋開通のあと、伊良部島のスーパーには人が来なくなると心配されました。
確かに当時は伊良部島の島民は宮古島の大型スーパーに押し寄せたようです。
南区のスーパーも人が減って、寂れた感がありました。
しかし一時のフィーバーが過ぎるとお客さんも戻ってきたようです。
さすがに宮古島に買出しに行く人も増えましたが、日用品や食料品は身近の店が一番です。
橋が開通して7年が経過して伊良部島にホテルなどの宿泊施設が増えると、スーパーで見かける観光客の姿も前より多くなりました。
旅行先でその土地の店に行くのを楽しみにしている人もたくさんいます。
人が戻ったのは良いことですが、今度は大型スーパーの進出や新たなコンビニの開店もあるかもしれません。
バブルに振り回されるスーパーですが、是非頑張ってもらいたいものです。
観光で訪れたあなたも、是非伊良部島のスーパーを覗いてみてください。
伊良部のスーパー01

伊良部のスーパー02



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【伊良部の日常】
<みんな親戚>
今でこそ通行料のいらない伊良部大橋が架かり、島外からもたくさんの人がやってくる伊良部島ですが、橋が架かる前まで人の往来は限られていました。
そう言えば、伊良部大橋が架かったばかりの頃は、宮古島の人が伊良部見物に来ることも多く、伊良部大橋を渡ってくる「わ」ナンバー以外の自動車をたくさん見かけたものです。
昔から、伊良部島の島民は日常的に船に乗って、宮古島に仕事や買い物や病院に行きます。
中にはパチンコや飲み屋に通った人もいました。
一方、宮古島の人の中には伊良部島に一度も行ったことがない人もいました。
よく考えれば、馬鹿にならない船代を払ってまで伊良部島までわざわざ出かける必要はありません。
昔はそんな状況なので伊良部島では外部の人との交流も少なく、男女の出会いの機会も限られていて、島の人同士の結婚があたり前でという時代もあったようです。
そんな時代に何回か結婚をくり返した人の中には、島の人はみんな親戚だと豪語する人もいます。
さすがにみんな親戚とまでいきませんが、島の半分は親戚で、共通の知り合いを含めればみんな知り合いという人もたくさんいます。
大都会に育った人には信じられないかも知れませんが、誰かの噂話をすれば当然のように本人に伝わります。
そんな訳で観光で来たあなた、誰も聞いてないと思っても、決して島の人の悪口を言ってはいけません。



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【伊良部の日常】
<フナウサギバナタ>
伊良部島の北の海岸にあるフナウサギバナタは宮古島のガイドブックに必ず載っているビューポイントです。
伊良部島を巡る観光客が必ず訪れるポイントで、三角点やイグアナが話題になる前は、ウミガメを眺める数少ない場所でした。
展望台にはサシバがいて、左翼の負傷にもめげず今にも飛び立ちそうな元気な姿をみせていましたが、3年前の2019年(令和元年)7月に姿を消しました。
展望台は何となく淋しくなりましたが、そもそもフナウサギバナタとサシバにはつながりはありません。
設置された説明看板によると、フナウサギバナタとは「昔、沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送った処」からきているそうです。
また松の木などの木材を、この場所から海に落とし帆船で運んでいたりもしていたそうです。
フナは船、ウサギ(うしゃぎ)は見送る、バナタは崖です。
佐良浜のおじぃの話では、この場所で海人草を採りに台湾へ向かう船を見送った事があるそうです。
海人草は「かいにんそう」と読んで、回虫の駆除に効く藻の事だそうです。
養命酒の生薬百選という記事にも載っているので、効果はある事は間違いないでしょう。
フナウサギバナタには戦争に行く家族を見送ったり、松の木を降ろしたりするほかにも、伊良部島の歴史が刻まれています。
記念写真を撮るのには絶好のビジュアル系のサシバは姿を消しましたが、展望台に立ったら伊良部島の歴史にも思いをはせてみてください。
フナウサギ展望台のサシバ

フナウサギバナタ説明



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【伊良部の日常】
<本場の本物>
以前にも話題になった多良間の黒糖。
多良間島が宮古諸島という事もあり、宮古島・伊良部島でも売られています。
包装された袋をじっくりと見る事はあまりないと思いますが、よく見ると「本場の本物」というロゴが印刷されているのに気づくはずです。
本場の本物について調べて見ると、農林水産省の補助事業として、食品産業センターが「日本各地の豊かな食文化を守り育てるために」、『その土地土地において伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける』ものを認定する食品ブランド表示基準制度です。
難しい話はともかく、現在認定されている物は58種あって「沖縄黒糖」もその一つです。
沖縄で作られた黒糖がすべて「本場の本物」という訳ではなく、「サトウキビだけを原料として糖汁を搾り、煮つめて固めたものが本物の黒糖」で沖縄でも伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島の8島で伝統製法によって作られたものだけです。
香り豊かでミネラル豊富な健康食という事なので、健康志向の今の風潮ともバッチリ合います。
料理に使うとまろやかな味わいになりやみつきになりますが、そのままかじっても、コーヒーや紅茶の入れても一味違います。
ちょっと重いですが、お土産に必ず買っていく人もいます。
気に入った方は、他の島の黒糖と食べ比べるのも面白いかも知れません。
土産物屋やスーパーでも手に入りますが、おおもとがJAなので、あたらす市場やAコープでゲットした方がお得です。
話はそれますが、「沖縄そば」も本場の本物に認定されています。
宮古島では古謝製麺所と久松製麺所のそばが認定されているようなので、そちらもチェックしてみてください。
多良間島黒糖 粟国島黒糖

波照間島黒糖 与那国島黒糖



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【伊良部の日常】
<ゴーヤーの日>
沖縄と言って何を思い浮かべますか?
綺麗な海、ハイビスカス、ダイビング、首里城、泡盛等々すぐに思い浮かびますが、インターネットで情報が溢れる現代では無限と思われます。
それでは今から20年ほど前は、どうだったでしょうか。
実際のところは解りませんが、ゴーヤーを思い浮かべる人がかなりの数いたと勝手に思っています。
2001年にはNHKの朝ドラで「ちゅらさん」が放送され、沖縄ブームが起きました。
ニガウリと言っていたものが、普通にゴーヤーと呼ばれるようになったのは、ゴーヤーマンが登場するドラマの影響も大きいかと思います。
当時、内地ではグリーンカーテンが脚光をあびて、ゴーヤーのツルがビルの壁を覆いました。
そして何故かニガウリもそれほど苦くなくなって、普通の夏野菜になって行きます。
ゴーヤーは全国的に有名になりましたが、やはり沖縄で食べるゴーヤーは一味違います。
沖縄で飲むオリオンビールが一番美味しいのと同じように沖縄の気候に合う食材です。
ところで、ちゅらさんの古波蔵恵達役でブレイクした俳優の山田孝之さんは鹿児島県の出身との事ですが、最近の濃い顔を見てゴーヤーを思い浮かべてしまうのは、わたしだけでしょうか。
余談ついでに5月8日はゴーヤーの日です。
これは単なる語呂合わせですが、語呂合わせと言えばゴーヤーマンの580円はだいず高いと感じた人が多かったのではないのでしょうか。
まるよしでもゴーヤーチャンプルは人気のメニューです。
是非お試しいただいて、ゴーヤー話で盛り上がってください。
ゴーヤーマン



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【伊良部の日常】
<ふらっと旅散歩>
伊良部島でも最近見かけるようになったジョギング姿。
健康意識が高まったこともあるようですが、スポーツに限らず何かを始めるには色々なきっかけがあります。
そんなきっかけの一つにテレビ番組などの影響も馬鹿にしてはいけません。
かなり昔、旭化成の宗兄弟にスポットライトを当てたドキュメンタリー番組の中で、マラソンとピクニックを合体したマラニックというのを紹介していました。
苦しい練習だけでは精神的にくじけるので、仲間や家族ぐるみで走って、ピクニックするというもので、番組を見て真似した人もいました。
その他にも、30年ほど前にテレビで見たクロスカントリーという競技に影響されて、野山などの自然の中を走っていた人は「クロスカントリーをやっています」と言っていましたが、やっていることはどう考えても今はやりのトレイルランでした。
どちらも形にとらわれずに、自然体で自然の中をマイペースで走ったり歩いたりして、自然に練習になると言うものです。
最近ではNHKBSの「ふらっとあの街 旅ラン10キロ」という番組があります。
番組の紹介ページによると「旅ランナーが気の向くままに10キロほどを走って、出会いや発見を楽しみ、走るからこそ見えてくる街の魅力を、気持ち良く流れる映像で疑似体験」とあります。
2020年1月から放送されていて、沖縄では那覇が舞台になったことがあるそうですが、伊良部島で実際に体験してみてはいかがですか。
運動不足の身体のためにも、精神的な健康のためにも良いことは間違いありません。
運動に限らず、何か息抜きのテクニックを持っていると、生活にメリハリが出来て心がゆったりして充実感も生まれます。
コロナで息が詰まる毎日ですが、逆手にとってこんな時代を楽しみながら、健康を維持するのも一つの方法です。
そんな事もあるので、だまされたと思ってとりあえず散歩あたりから始めてみませんか。
観光で来られた方も絶好のロケーションの伊良部島の「ふらっと旅ラン」ならぬ「ふらっと旅散歩」を体験して何かのきっかけを見つけてください。
ふらっと旅散歩



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【伊良部の日常】
<名護ビール>
オリオンビールが発売している名護ビール。
2018年に名護で発売されて、2019年12月には沖縄全土で発売されました。
現在、どうも第5弾まで発売されているようです。
コロナでなかなかまるよしに来られなかった常連さんが、久々に立ち寄った伊良部島のスーパーで見つけた新発売の文字に眼がくらみ、早速3種類の75BEERを購入しました。
第1弾のピルスナー、第2弾の夏限定シークワーサー入りのIPAと第5弾の沖縄黒糖入りのスタウトの3種類です。
調べて見ると、「ピルスナーとは淡色の下面発酵ビールで、明るく輝かしい黄金色の色味とともにホップが生む爽やかな苦味が特長」、「IPAとはビールの原材料の一つであるホップを大量に使用してつくられるビールの事で、インディア・ペールエールと言って、ホップのもつ香りや苦味が、一般的なビールと比べるとかなり強い」との事で、「スタウトはいわゆる黒ビールの一種で、真っ黒な見た目と、香ばしいナッツやチョコレート、コーヒーのような香りが特徴」だそうです。
その他にもヴァイツェンという名のペールエール、フルーツセゾンがあるそうですが、ややこしいことは良くわからないので、興味のある方は調べてみてください。
さて、「新発売」の誘惑に負けた常連さんが、まるよしのスタッフに振舞うと、結果は惨憺たるものでした。
そもそも名護ビールは濃い味わいのプレミアムビールとのことで、キリッとした味の淡麗生にどっぷりと浸かったスタッフには不評でした。
オリオンビールのホームページによると「ゆっくりと一人の時間を楽しむビール」ということなので、よもやま話に花が咲くまるよし向きでは無いかも知れません。
とはいえビール好きには興味が尽きないと思いますので、早速伊良部島のスーパーにレッツゴーです。
ちなみに今年は沖縄の本土復帰50周年です。
復帰記念の新しいデザインのビールを販売するそうなので、それもお見逃し無く。
名護ビール



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【伊良部の日常】
<アガリイリ>
伊良部島の方言で東は「アガリ」です。「アガイ」と聞こえる事もあります。
西は「イリ」です。発音では「イー」と聞こえる事もあります。
皆様、ご存じと思いますが、これは日が昇る事と沈むことからきた表現です。
宮古島のまてぃだ通りの東里の信号機には「Agarizato(あがりざと)」と書いてあります。
西里は一般的には「にしざと」ですが、飲み屋街の「イーザト」の方が有名です。
八重山の西表島も、石垣島の於茂登岳の西にある事から、「いりおもて」と呼ばれるようになったと言われています。
伊良部島の昔の地名には、やたら「アガリ」とか「イリ」とか付きます。
昔の地名を示した「地名のあらまし」という地図には、プゥル(ボリ゜)と聞こえる浜にイリ゜ボリ゜とアガリボリ゜や、ナカラと呼ばれる浜にアガリナカラ、オッパマという浜にイリ゜オッパマなどが書かれています。
方角の方言で、北は「ニシ(ニス)」南は「パイ」ですが、同じ方角を表わす言葉でも、地図上にはあまり見かけません。
前にも話題になりましたが、まるよしの前の五ケ里道はどちらかと言えば南北にはしっていますが、伊良部では東西に通っていると言います。
やはり昔から人は太陽を中心に生活をしていたので、東西が大切で南北は二の次だったのでしょうか。
あらためて太陽の偉大さを考えさせられます。
入江夕焼け



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【伊良部の日常】
<野鳥観察園>
日本全国に言える事ですが、箱ものなどの建造物や観光地の遊具など作るのは良いけれど、作りっぱなしで終わり、あとのメンテナンスや将来的な事は何も考えていないという物は数限りなくあります。
伊良部島にも似たような施設が沢山あります。
平成の森公園の隣にある佐和田の野鳥観察園もそんな施設の一つです。
周辺の樹木が伸び放題で観察デッキからは見通しも聞かず、唯一西方向に一部視界が広がります。
そんな事もあってか、利用する人も少ないようです。
もっとも伊良部には普通に野鳥がたくさんいて、観察園が無くてもそもそも島中が観察園のようなものです。
有名なのはサシバの渡りですが、渡りに季節以外でも留鳥が空を舞います。
サシバの他にも入り江には何種類ものサギが飛来し、佐和田の浜の干潟にも数多くの野鳥が訪れます。
サギは種類も多く、奥まった入り江はシラサギのねぐらになっていて日が落ちる頃にはたくさんのサギが見られます。
管制塔近くの入り江にも数十羽が集まります。
海岸沿いには美しい声のイソヒヨドリがいます。
ヤマバトや宮古島には一時居なくなったと言われるガラサも数多くいます。
季節によっては貴婦人と呼ばれるタゲリが飛来する事もあるそうです。
極めつけは「特別天然記念物」コウノトリです。
伊良部島を訪れた方は、野鳥に興味のない人でも耳を澄ませて目を凝らしてみてください。様々な野鳥との出会いで、優しい心が膨らむのと同時に心癒されるはずです。
野鳥観察園01



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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<伊良部の方角>
宮古島の方言で東は「アガ」と言います。伊良部島では「アガリ」とも言います。
宮古島で西は「イズ」ですが、伊良部島では「イリ」とも言います。
言葉の由来は太陽の登り沈みです。
まるよしの会話の中にも、アガリやイリが頻繁に登場します。
方角の方言で、北は「ニス」南は「パイ」ですが、会話の中にあまり登場しないようです。
まるよしの前には南区の主要道路である五ケ里道が通っています。
五ケ里道は地図で見ると明らかに南北にはしっていますが、なぜかまるよしから伊良部方面は「アガリ」で、佐和田方面は「イズ」です。
五ケ里道



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【伊良部の日常】
<オトーリピッチャー>
コロナが流行ってから影が薄くなったオトーリですが、宮古島と言えばオトーリです。
一つのグラスで回し飲みするオトーリはコロナの感染防止対策とは真逆なため、宮古島市はオトーリ自粛を発表しています。
まるよしでもコロナ前は、座敷での宴会では必ずと言っていいほどオトーリが回ります。
とりあえずのビールでの乾杯が終わると、オトーリセットの注文が入ります。
泡盛の一升瓶、オトーリグラス、氷入りのピッチャーと水入りピッチャーの二つのピッチャー、大きなアイスペールに入った氷のセットです。
氷入りのピッチャーに泡盛と水をドヒャーっと入れて混ぜ合わせると、親の口上が始まります。
同じグラスで回し飲みをすることになるので、感染のリスク全開で自粛はやむを得ないと思われますが、皆が平等に飲んで、話すオトーリのルールを確立した先人の知恵には驚かされます。
まるよしでは、オトーリが盛り上がってくると、テーブル席の他のお客さんにもグラスが回ってくることもありました。
たまたま居合わせた観光客の方々には、貴重な生体験になったことでしょう。
コロナご時世の宮古島の居酒屋では、ピッチャーであらかじめ割った泡盛を販売している所もあります。
さすがにグラスはそれぞれで別々ですが、同じピッチャーから飲む島酒で少しでも、オトーリの雰囲気が味わえるとか。
「そこまでやるか」という気もしますが、現代人の知恵にも驚かされます。



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【伊良部の日常】
<ウォーキング2>
いつの頃からか宮古島でも健康志向が高まり、ウォーキングやジョギングなどを楽しむ姿があちこちでみられるようになりました。
平均寿命の低下、成人病の増加傾向などの切実な問題が以前からあった中で、スポーツアイランドを目指す政策がやっと効果を挙げてきたと言うことでしょうか。
伊良部島で身体を動かす姿を目にするのは、かつてはゲートボールやグランドゴルフなどでした。
ウォーキングが見られるようになった最初の頃には、わざわざ下地島一周道路の通り池付近まで車で行ってウォーキングする姿も見かけました。
ロケーションが良いこともありますが、当初は人の眼も気になっていたのかも知れません。
最近の伊良部島の健康志向には、伊良部島マラソンも一役買っていたのかもしれません。
「あの人もやっているなら私も」と考えたり、「走らなくてもずっとウォーキングでいいんだ」などとスポーツ心に灯をともすきっかけになったことは確実と思われます。
ロマン海道は幕を下ろすようですが、新しいマラソン大会の噂も現実味を帯びてきました。
突然襲ってきたコロナのような病気の対策にも、適度な運動は免疫力を高める効果があると言われています。
今後もやってくるかもしれない新しい病気に備えるためにも、観光で訪れたあなたも、すばらしいロケーションの伊良部島で健康になってください。
下地シュガーロード2



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【伊良部の日常】
<カーリーフライ>
沖縄と言えば、ブルーシールアイスクリームやエンダーなどのアメリカ統治下の影響が色濃くあります。
宮古島にもその文化は根付いています。
アメリカ人の発音から沖縄ではエンダーと呼ばれてれるA&Wと言えば、何と言ってもカーリーフライです。
沖縄の人にとってポテトフライと言えばスティック状のポテトではなく、クルクル巻いたカーリーフライです。
カリッと揚がって、スパイスの効いたポテトはオリオンビールにピッタリです。
ちなみにカーリーとはカリッと揚がるからではなく、カールしている髪の毛を表すカーリーヘアからきているとか。
居酒屋のスピードメニューの定番だったり、スーパーでも冷凍で売られていて今は全国的に出回っているようですが、沖縄の気候のもとで沖縄で食べるポテトは別格です。
まるよしでも2019年9月からメニューに登場していますので、是非お試しください。
カーリーフライ (1280x864)



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【伊良部の日常】
<硬水2>
石灰岩をろ過した伊良部島の水は硬水だと前にも話題にのぼりましたが、水道水も硬度が高いと言われています。
もちろん水道水なので飲めますが、普段から軟水系の柔らかい水を飲んでいる人には違和感があるかもしれません。
そう言えば、昔コンビニで水を売り出した当初は、外国産のミネラルウォーターが珍しく、エビアンとボルヴィックという名前のミネラルウォーターを飲み比べて、硬水と軟水の違いを体感した人もいるかと思います。
伊良部島の水道は硬水ですが、短期間の滞在で水道水を飲んでも問題ないと思います。
まるよしに長期滞在を重ねている常連さんの話だと、伊良部島に長年通っている間に尿管結石を発症してえらい目にあったそうです。
CTで見た画像には、尿管の石の他に腎臓に予備軍がたくさん映っていたとか。
後で聞いた話では、伊良部島の自炊生活中に湯沸かしポットの底や、良く洗ったガラスの容器に白い結晶がたっぷりと見られたのを思い出して、「これが石の原料になったのか」と納得したそうです。
2リットルの容器に水道水で作った水出しさんぴん茶を普通にガバガバ飲んだ日々が続いたという事ですが、伊良部島の住人に聞いたところ、あっさりと「伊良部の人は水道水を飲まんよ」との話でした。
良く話を聞くと昔は伊良部の人は胆石が多かったとのことです。
もちろん個人差があるので何とも言えませんが、内地から伊良部島に来て長期滞在する人は伊良部向けの身体になっていないので、もったいないと思っても危機管理の上から、飲み水は買った方が良いかも知れません。
この話は最近よく耳にする科学的エビデンスによって立証されていない可能性がありますが、ご心配の方はまるよしにはウォーターサーバーが設置されているので、是非ご利用ください。
まるよしウォーターサーバー



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【伊良部の日常】
<SUP(サップ)>
伊良部島のマリンスポーツと言えば昔からダイビングです。
宮古島周辺の海は特徴的な地形と透明度の高さで、宮古島の名前が全国に知られるまえからダイバーには有名でした。
ダイビングと同じ理由でシュノーケリング、素潜りで訪れる人もいました。
1984年(昭和59年)に宮古島に初めてのリゾートホテルの東急リゾートが出来ると、色々なマリンスポーツが上陸していきます。
カヤックやサーフィン、ウインドサーフィン、マリンジェットなどです。
バナナボートやパラセーリングなどのアクティビティも増えて行きました。
宮古バブルが始まる頃に前後して、ここ10年ほどの間に、伊良部島にも色々なマリンアクティビティが進出してきました。
そんな中で一つ頭が抜けだしているのがSUPです。
今更の話ですが、SUPとはスタンディングアップパドルボードの略で、サーフボードのような板の上に立って、パドルと呼ばれる櫂で漕いで水の上を進むアクティビティです。
海との距離が近く、風を感じて開放感タップリです。
今や日本全国、海、川に限らず湖や池でも見られます。
やっている人を見て「レレレのおじさん」と呼んでいる人もいます。
波が高い時や強風の時は難しいと思いますが、ただ楽しむだけなら、初心者でも意外と簡単に出来るそうです。
伊良部島でも橋が架かる前から、伊良部島のマリンスポーツの業者さんがやり始め、橋が架かるやすぐに宮古島からたくさんの人がやってくるようになりました。
伊良部島・下地島には天候が荒れていても、波があまりたたない入り江やイノーと呼ばれる内海があって絶好のゲレンデになっています。
絶景の17エンドや夕暮れ時の佐和田の浜ではツアー客が姿を見せます。
空気を入れて膨らませるタイプのSUPを背負って、まるよしに来る個人の方もいます。
まるよしを訪れる方も是非挑戦してみてください。
とは言いつつ、海に危険は付き物です。
初めての方は、潮の流れや地形を熟知した伊良部島の業者さんを通して体験することをお勧めします。
SUP



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【伊良部の日常】
<下地島空港ターミナル2021>
2019年3月30日定期便の復活に合わせて開業した下地島空港ターミナルは、伊良部島の新しい観光スポットになりました。
ターミナル建設工事の際は、「さしばの里」の敷地内にコンテナハウスが設置され、建設にかかわる人が宿泊しました。
伊良部島の他の宿泊施設も、新しいホテルや結いの橋学園の建設など様々な工事が重なったため、どこも満室状態でした。
まるよしにも長期に渡って関係者が宿泊して、空港ターミナルの建設にかかわりました。
開業に先立って行われた内覧会の時には、伊良部島始まって以来、初めてと思われる大渋滞が発生しました。
宮古島の島民にとってもビッグニュースで、オープンすると伊良部島の人だけではなく、宮古島の人もたくさん見物に来ます。
実際、宮古空港経由で宮古島に観光でいらしたと思われる方もたくさん見受けられます。
開業当初は見学目的の方が多く見受けられましたが、落ち着いてくるとターミナルのロビーで暑さを避けて涼みながら、お茶を片手にWi-Fi利用の方もチラホラ見かけられるのが、日常の風景になりました。
「空港から、リゾート、はじまる。」がキーコンセプトの下地島空港ターミナル。
宮古空港から宮古島に上陸してまるよしを訪れたあなたも、是非空港見学に行ってリゾート気分を味わってみてください。
飛行機に乗らなくても、伊良部島のお土産やフォトスポットがあって充分楽しめます。 トイレも綺麗ですよ。
下地島空港ターミナル



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【伊良部の日常】
<コウノトリ2021>
時々思い出したように、コウノトリの話題が新聞の報道やテレビのニュースで流れますが、伊良部島のコウノトリはどうなったのでしょうか。
話題が旬だったころは、佐和田の浜を訪れるとき、「コウノトリがいるかな」と必ず目を凝らして見ていたものです。
話題にあまり登らないのは、居るのが当然になったからで「便りがないのは良い便り」みたいな感じかもしれません。
そんな今日この頃、引き潮の佐和田の浜にコウノトリ目当てに行ってみると、ラッキーなことに出会えました。
コウノトリはもう特別ではなく、伊良部の日常になったようです。
この日出会った一羽が「コウタ」なのか、「清流」なのか、「みこと」なのかは解りませんが、潮の引いた浜で魚を探していました。
とりあえず元気で暮らしているので安心しましたが、もしかしてコウタが失恋して一羽で淋しく食事をしていたのかもしれません。
2020年の12月から3羽になって、繁殖が期待されているコウノトリ。 コウノトリの生態は知りませんが、いつの間にか家族が増えていたという可能性もあります。
観光で訪れた方も、下地島空港や佐和田の浜に行く際は、コウノトリが居るのか、目を凝らしてみてください。
幸せを運ぶと言うコウノトリ。出会えれば何か良いことがあるかも知れません。
コウノトリ01



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【伊良部の日常】
<飲酒癖調査2>
宮古島で行われた飲酒癖の調査によると、宮古島の島民は全国と比べて飲酒頻度は少ないが、一度に飲む飲酒の量は多いとされています。
毎日飲むわけではないが、飲むときはとことん飲むと言う事の様ですが、その理由の一つに酒の手に入りやすさをあげています。
なぜ手に入りやすいのか?と言えば、その理由は安い価格と生産量の多さにあると言えるそうです。
なぜ酒が安いのか?と言えば、昭和47(1972)年に本土復帰の時に制定された「沖縄振興開発特別措置法」が基となって制定された「沖縄振興特別措置法」に酒税の軽減措置があるからだそうです。
その内容は「①復帰前から引き続いて酒類を製造していた製造場が ②県内にある製造場で製造し ③県内に出荷する酒類について、酒税を軽減する。」といったもので、泡盛の軽減率は35%、ビールは20%との事です。
宮古島には2018年に廃業した千代泉を含めると7つの酒造所があって、すべての酒造所は3つの条件を満たしていますし、ビールはオリオンビールがあります。
人口60,000人に満たない島に7つもの泡盛の酒造所があって、安く手に入るとなれば県民所得が低いとされる宮古島市民でも機会が有ればとことん飲んでしまいます。
伊良部島にも宮の華、豊年の二つの酒造所があります。
沖縄振興特別措置法はこれまで10年ごとに更新されて、2021年度末で期限が切れますが、「政府はビールや泡盛の酒税の軽減措置は、5年または10年以内に段階的に廃止する方向」との報道もあります。
という事なので、観光で来たあなたも伊良部島の地域振興に貢献するためも、安い今のうちに伊良部島の泡盛をトコトン飲んで、お土産にもご購入下さい。
あらかじめ蔵に予約すれば、工場見学もできて試飲もできますよ。
宮の華酒造



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【伊良部の日常】
<DIY>
DIYショップなどと言う店が出現したのは一体いつごろからなのでしょうか?
そう言えば、以前は日曜大工などという言葉が良く使われていましたが、それと同じ意味なのでしょうか。
DIY とは英語でDo It Yourselfの略語だそうで、直訳すると「自分でやりなさい」という意味ですが、調べて見ると楽しんでやると言う意味合いも含まれているとか。
関東から来る常連さんは、DIY というと「東急ハンズ」を思い浮かべるそうですが、伊良部島では「メイクマン」です。
DIY の考えが日本に入って来たのは、1960年代の終わりに初めてホームセンターという名前を使った店が出来た頃からとの事です。
こんな話を聞くと「何か?」思う人も多いと思います。
そもそも田舎では店も資材も少なく、有るものを利用して生活の為に必要な物をこしらえたり、改造するのはあたり前でした。
昔から伊良部島でも必要なものは自分で作っていました。
まるよしでも家の修理やペンキ塗り、日よけの設置や看板づくりなどほとんどが手作りです。
伊良部島では土間屋と言われる左官業は、今のおじぃの世代では皆が出来る仕事です。
そんな能力を生かして内地に働きに行って、建設業で成功した人もたくさんいます。
当時は今のように何でも欲しければ買う事が出来たり、与えられる時代と違って、建設業の人に限らず、皆が何でも自前で挑戦した時代でした。
今の子供から見れば、おじぃの世代は何でもできるDIY の達人です。
そんな訳で宮古島のメイクマンはおじぃはもちろん、たくさんの人で賑わっています。
メイクマン



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【伊良部の日常】
<スパム2>
沖縄の味と言えば、様々な食べ物を思い浮かべますが、スパムを挙げる人も多いと思います。
スパムはポークランチョンミートの缶詰の事で、商品名です。
他に良く知られているメーカーにはチューリップがあります。
伊良部島では、コーラの事をペプシコーラでも「コカコーラ」、殺虫スプレーの事を「キンチョール」でも「フマキラー」と呼ぶ事が多いようですが、メーカーはどこでもポークランチョンミートの缶詰の事を「スパム」と呼ぶ人がいます。
一般的にはポークと呼ばれます。
ポークたまご、ポークおにぎりは代表的な商品です。
沖縄ではアメリカの統治中に拡がったとのことですが、復帰後も輸入関税の優遇や購買力に合わせて安い料金で販売されているとの事です。
そんな訳で沖縄のスーパーの棚には必ずたくさん並んでいます。
まるよしでもポークたまごをはじめ、チャンプルなどの炒め物、味噌汁など様々なメニューに使われています。
そのまんまよりも、隠し味のように使われることもあり、前面に出なくても必ず登場するということでシーチキンと並んで沖縄のソウルフードになっています。
話は変わりますが、スマホやパソコンに送りつけられる「受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括してばらまかれる各種ネットメディアにおけるメッセージ」もスパムと言われて迷惑メールの代名詞になっていますが、ポークにとってはいい迷惑です。
缶詰はちょっと重いので、お土産などには不向きかもしれませんが、スパムメールのようにお土産で沖縄の味を広めてください。
ポーク缶詰



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【伊良部の日常】
<伊良部の音2021>
今年になって、伊良部の音にも変化がありました。
毎日10時、12時、15時に流れていた安里屋ユンタに変わって、今の時期、10時に「富士山」、12時に「宮古島市歌」、15時には「し~ずか~な、し~ずか~な」の「里の秋」が流れています。
18時の「夕焼け小焼け」は変わらないようです。
宮古島市のホームページによると、防災情報システムの更新で放送内容も変わったそうです。
ちなみに15時の音楽は季節ごとに違う曲が流れるそうです。
聞きなれた安里屋ユンタが流れないと、違う場所に住んでいるような錯覚に襲われます。
音楽が変わったのは「伊良部高校が無くなったあたりかね」という人もいるので、今年の4月ぐらいからでしょうか。
最近は、製糖工場のサイレンがまるよしでは聞こえないような気がしますが、サイレンは鳴っていると字伊良部の住人は言っています。
聞こえないような気がするのは、風向きのせいなのか、音量が下がったのか、耳が遠くなったのか、はたまた錯覚でしょうか?
放送の音楽は変わりましたが、ごみ収集車は変わらず大音量の演歌や民謡、歌謡曲、ポップスなどで到着を知らせ、イソヒヨドリも綺麗な声でさえずり、夏場にはクマゼミの大合唱が聞こえます。
伊良部の音は健在のようです。



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【伊良部の日常】
<泡盛切手>
昨年12月15日に、宮古島の泡盛の図柄のフレーム切手が発売されました。
前にもよもやま話で話題に上りましたが、フレーム切手とは民営化の前の日本郵政公社が2006年から始めたオリジナル切手サービスだそうです。
自分で撮った写真や自作のイラストを入れる事ができます。
値段も一枚84円だから10種類のデザインを使って10枚で840円という訳ではなく、制作費や権利料が上乗せされるそうです。
今回の切手は、現在宮古島にある6か所の泡盛酒造と宮古島の橋がデザインされていて、切手の正式な名前は「銘酒宮古島の泡盛」と言うそうです。
宮古島の多良川、菊之露、池間、沖の光と伊良部島の宮の華、渡久山酒造も入っていますが、2018年3月に廃業した千代泉の切手も見たかったという思いです。
今回の切手は84円10枚となっていて、宮古島市の全郵便局で買えます。
お値段は1シート税込み1,330円との事です。
興味のある方は、郵便局を覗いてみてください。
宮古島の他のデザインのフレーム切手もありますよ。
かさばらずに軽いので、お土産にもどうでしょうか。
宮古島の泡盛切手



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【伊良部の日常】
<アセトアルデヒド>
宮古島の飲酒癖を対象にした調査結果では、「飲酒の頻度」は全国平均より低かったのですが、「通常の飲酒量」「多量飲酒の頻度」が高かったそうです。
調査ではその原因として、お酒の手に入りやすさ、お祝いの風習の多さ、宮古島独特のオトーリの3つの要素を挙げていました。
飲酒の頻度の高さに関しては「なるほど」と思うところが多いですが、飲酒量の多さについては3つの要素の他に別の要因も考えられるようです。
その要因は「読めば宮古」で取り上げられていて、宮古島の名前が全国区になるずっと前から話題になっていました。
宮古病院の医師の研究によると、宮古島の人はお酒に含まれるアセトアルデヒドという物質を代謝する能力が高いとの事です。
アセトアルデヒドは吐き気や頭痛などの症状を引き起こす働きがあるそうで、肝臓で分解されます。
アセトアルデヒド代謝酵素が少ない人は、全国では10人に5人なのに対して、沖縄では10人に2人、宮古島ではなんと10人に1.5人の割合との事です。
裏を返せば、宮古の人は100人いたら85人は酒が強いという事になります。
「読めば宮古」の記事のように、酒が強い体質の人が多ければ、延々と回し続けるオトーリ文化が生まれたのも納得してしまいます。
余談になりますが、ほとんどの白人の人はアセトアルデヒド代謝酵素を持っているそうです。 そんな話を聞くと、漂着したロシア人の血が混じっていると噂される池間民族との関連も想像してしまいます。
オトーリと同じような風習が与論島にもあるそうですが、与論島にも大陸の難破船が漂着したのかもしれません。
是非、与論島でもアセトアルデヒド代謝酵素の調査をやってもらいものです。
与論島との共通点が見つかれば、宮古島のルーツとの関係の一端が判明するかもしれません。
などと妄想を膨らましながらの酒盛りは延々と続いていきます。



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