2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

伊良部の不思議】
<蛇の話>
宮古諸島にはハブが生息していないため、サトウキビ畑の中や山も安心して入れます。
以前はハブ以外の蛇は結構見かけましたが、最近は見かける件数も減ったようです。
とは言っても蛇はちゃんと生息していて、夏の暑い時期に暑さをしのぐためか、家の中にも入ってきます。
伊良部では蛇が家の中をぐるりと回って出て行くと妊娠の知らせだという言い伝えがあります。
実際、家の中で蛇を目撃した人にお嫁に行った娘が懐妊したという知らせが入ったそうです。
道路を横切る白い大蛇を目撃した人もいます。
思わぬ場所で蛇を目撃した場合は何かの前兆であると言われています。
蛇に限らず、暑い時期に御嶽のそばを通ると涼しく感じられたり、入り江沿いの御嶽の近くの浜は海が穏やかなときも波がざわついていたり、神願いをせずに御嶽の近くの工事に入った業者さんに不幸があったりと不思議な出来事は日々どこかで起こっています。
そんな事もあるからでしょうか、今でも伊良部島では自然を畏怖し敬う事が息づいています。



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