2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

伊良部の自然】
<ダツ>
旧暦6月1日と7月1日の大潮の頃スクがイノーに入って来ます。
スクはアイゴの稚魚の事で、イノーとはリーフに囲まれた池のような浅い海の事を言います。
藻を食べる前のスクは美味で、昔から寄りものとして海からの贈り物と言われています。
塩漬けにしたスクはお酒のツマミのスクガラスとして知られています。
同じ頃、イワシやキビナゴの幼魚の群れも浜に入ってきます。
それらの小魚を狙ってダツも浅瀬に入って水面近くを旋回します。
ダツはうろこがキラキラ光るのを目がけて鋭い口で襲ってきます。
金属のネックレスをして海に入っていた女性が喉もとを突き刺されたことがあるそうです。
海に入るときは光物は避けましょう。
夜海に入るときも、ライトは上に向けておかないとダツに襲われるそうです。
ダツは食用にもなるそうですが、美味しいという人とそうでない人に分かれます。


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