2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<台風の夜>
9月を迎えると台風のニュースが毎日のように流れます。
台風が発生すると農家は仕事になりません。
さすがに直撃の時は皆、家でじっとしていますが、台風が来る前は良いお休みになります。
今年はコロナの影響で状況が異なりますが、これまでは台風が近づくとまるよしでの居酒屋タイムも地元率が高くなりました。
当然会話は方言で繰り広げられます。
話題は最近の話や地元の人の近況から昔話まで様々な話題がのぼりますが、そんな中で必ず出てくるのはサトウキビの話です。
今年の作柄から最近の品種の話やもろもろのサトウキビの話で盛り上がり、ブーズの言葉が飛び交います。
台風で足止めを食らったお泊りのお客さんの中には、観光客向けの店での会話とは全く違う言葉に眼を白黒させる方もいます。
初めて聞く伊良部島の言葉は外国語のようです。
都会では仕事帰りのサラリーマンが居酒屋でもっぱら仕事の話をすると聞いています。
話題は仕事の愚痴や人間関係の悩みも多いとか。
伊良部の地元の飲み会も仕事の話になると皆熱く語ります。
伊良部島では「サトウキビの生産性を上げるにはどうしたら良いか」など建設的な話になることが多いようです。
会社勤めだと残業代が出ても良いかと思うほど真剣です。
台風の中の島



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