2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の自然】
<島の法則>
温暖な亜熱帯の伊良部島では、見かける生物が大きいと感じることがあります。
植物ではクワズイモの葉っぱ、昆虫・動物ではゴキブリやジョロウグモ、コウモリなどが代表的な巨大生物です。。
生物が巨大化する要因として、天候や食糧事情などがあると言われています。
一方、人に眼を向けると寒い地域の人ほど身体が大きく、熱帯近くの人の方の身体が小さいと言われています。
たしかにノルウェーなど北欧の人は背が高く、赤道直下のアジアや南米の人をみると少し小柄です。中国をみても一般的に北部の人は背も高く、南の人は小柄だと言われています。
調べて見ると「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」という「ベルクマンの規則」というのがありました。
平たく言えば、体温調節するために寒い地域の方が、暑い地域に比べて身体が大きくなるいうことの様です。
その一方、「島の法則」というのがあって「島では、大陸の個体群または近縁種に比べ、小型動物では体サイズが増加し、大型動物では体サイズが減少する」という法則があるそうです。
こちらの法則は、島では大陸より小型生物は大きくなって、大型生物は小さくなるとの事です。
二つの法則は真逆のようですが、温暖な島の伊良部島の生物はどちらに当てはまるのでしょうか。
クワズイモ


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