2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の自然】
<キシノウエトカゲ>
伊良部島にはミヤコカナヘビが生息していましたが、サトウキビを食い荒らすねずみ対策で導入されたイタチの予想外の活躍で、絶滅危惧種になってしまいました。
ミヤコカナヘビは30cmにもなるトカゲで色は緑色だそうです。
昔は蛇やトカゲをたくさん見かけた伊良部島ですが、最近はほとんど見かけません。健在なのはヤモリだけです。
以前はミヤコカナヘビのほかにも色々な種類のトカゲがいて、キシノウエトカゲというトカゲもいたそうですが、これもイタチの導入で数が減ったという事です。
キシノウエトカゲは国指定の天然記念物に指定されていて、大きいものでは体調40cmにもなるということです。
宮古島環境クラブによると、キシノウエトカゲは宮古島方言ではバカギザとかパリイズゥ(畑の魚)などと言うそうです。
伊良部ではお腹が赤い事からパルグルクンと呼ばれています。
パルは畑、グルクンは内地ではタカサゴとも呼ばれる魚のグルクンです。
そんな事もあって、トカゲが苦手な人はグルクンも食べれなかったそうです。
蛇などの爬虫類は好き嫌いが多くて、いやな人は全く駄目で、好きな人はとことん好きになりますが、圧倒的に苦手な人が多いようです。
もしもあなたが爬虫類大好き人間なら、伊良部島にはハブがいないので、山に入って貴重なトカゲを探索するのも楽しいかもしれません。
グルクン (1024x691)


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