2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

伊良部の日常】
<二千円札>
宮古島に由来する有名人も増えましたが、その中に宮古島にルーツを持つ川満しぇんしぇ~がいます。
県内では役者、芸人など幅広く活躍しています。
学校の先生をしていた訳ではないようですが、そんな風に呼ばれています。
宮古島では先生は「せんせい」ではなく「しぇんしぇ~」と発音します。
標準語と呼ばれているNHKのアナウンサーがしゃべる言葉に染まっている人は、ふざけて言っていると感じる人もいるようですが、宮古島では先生は「しぇんしぇ~」です。
宮古島では「せん」の発音が「しぇん」になるためで、伊良部島でもふつうに「しぇんしぇい」とか「しぇんせい」と言います。
そんな訳で千円は「しぇんえん」です。2千円は「にしぇんえん」です。
沖縄サミットが行われた、西暦2000年に発行された2000円紙幣は沖縄にとって特別な存在です。
守礼門がデザインされている事もあり、沖縄のアイデンティティが日本中に認められたと感じた人もいるようです。
2千円札は沖縄では普通に出回っていて、伊良部島でもお年玉などでもよく使われています。
今回の改元で新紙幣が発行されると騒がれていますが、2千円札だけは変わらないとのこと。
沖縄ゆかりの紙幣だけリニューアルされない事に、深い意味があるのか無いのかは解りませんが、改めて「にしぇんえん」という言葉の響きにアイデンティティを感じます。
2千円札表 (1024x512) 2千円札裏 (1024x514)



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