2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【んなまぬ(今の)伊良部】
<難破船>
2013年1月に難破したモンゴル船籍の貨物船の事故は痛ましいものでした。
船は移動されずにそのままシンビジのリーフの上に放置されました。
座礁した当時は船体は原型をとどめ、ウナウサギバナタから見ると手に取るように間近に見ることができました。
座礁した船は、毎年の台風と冬場の季節風がもたらす大波に洗われ、時と共に朽ちて行き、姿は年々小さくなっていきます。
遂に一昨年の台風で船体はひっくり返って、船底が上になってしまいました。
時が経つに連れて、事故の記憶は遠くなって、難破船は事故の実体ではなく単なる目印となっていきます。
ここ2、3年で有名になった断崖絶壁からの景色が有名なイグアナ岩ですが、同じような絶壁の景色が売りの三角点と区別するためか、難破船が見えるポイントとしても知られていきます。
北からの強烈な冬の季節風で座礁した難破船、船体は風化しても、今後の教訓とし事実は風化させたくない思いです。
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