2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【んきゃーん(昔の)伊良部】
<食糧難>
ちまたでは何かにつけて東京オリンピックの話題がのぼりますが、前回の東京オリンピックは昭和39年(1964年)の開催でした。
当時はオリンピックに向けて巨費を投じて様々な物が整備されて、豊かな時代の幕開けのように言われています。
同じ頃、沖縄ではまだ貧しくて、物資の少なく食糧難の時代でした。
伊良部では芋の葉やカタツムリを食べていた家もありました。
昭和40年代の半ば頃になると小学校でも給食がでるようになりましが、出るのはパンだけでおかずは自前です。
貧しい家庭では10セントのジャムだけという事もあったそうです。
今でこそグルメの時代で食べ物が豊富ですが、その時代を知っている人は食べ物を大事にします。
食べきれなかった食事は捨てずに、次のご飯のおかずになります。
まるよしでも、ついたくさん頼んでしまったおかずはお持ち帰りできるようになっていて、地元の人は必ずパックで持ち帰ります。
さすがに生ものは無理ですが、観光で訪れた方も食べきれない時は、遠慮せずに夜食にお持ち帰りください。
トンカツチャーハン (1024x625)


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