まるよしよもやま話(沖縄・伊良部島)

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。 そんな話が伊良部にもたくさんあります。 伊良部島の民宿まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話「まるよしよもやま話」のページです。

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の日常】
<アーサ>
アーサ沖縄の名産品にアーサがあります。
内地では「あおさ」と呼ばれています。
厳密にいうとアーサはヒトエグサの事で「あおさ」とは別物との事ですが、難しいことはよくわかりません。
国会答弁ではありませんが、いずれにしろ海草の一種です。
宮古島では2月頃から収穫します。
まるよしでもアーサを食材とした料理がメニューにのぼります。
ランチではアーサそばやアーサチャーハンがあります。
現在、居酒屋タイムは休止中ですが、復活した折には、昨晩つい飲みすぎて「今日はさっぱり系で行こう」というあなたはアーサ汁やアーサそばを、仲間とワイワイ「今日も飲むぞ」という方はアーサチャーハンで盛り上がってください。
気に入った方は、お土産にも最適です。
お値段もお手頃で、軽くて量も嵩張りません。
スーパーの食品売り場に売るほどあります。



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<平成の森公園2023>
平成の森公園内の伊良部球場の整備工事は着々と進んでいます。
メイン球場はすでに完成して利用者の声が響いています。
ブルペンなども整備され、室内練習場のドームも姿を現しています。
サブグラウンドも整備中で、公園と言うよりも球場と呼んだほうが良いみたいです。
そこで立ち止まってみると、いつの間にかグラウンドゴルフ場も姿を消し、遊具もサシバの滑り台以外はいつの間にか無くなっています。
南西の角に芝生の広場が残っていますが、面積も狭くなって整備前とは様変わりしています。
最終的にどういう形になるのかは知らないですが、サシバの滑り台もゆくゆく姿を消してしまうのでしょうか?
フナウサギバナタのリアルサシバ展望台も撤去され、リアルサシバの滑り台が無くなれば、伊良部に残るサシバのモニュメントは牧山展望台とたいこ橋のサシバだけになってしまします。
伊良部島といえばサシバという時代は終わったのでしょうか。
新しい建築物に囲まれた色あせた滑り台のサシバの後ろ姿がなぜか淋しく見えてしまいます。
伊良部球場2023

サシバの滑り台



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【伊良部の自然】
<コウノトリ2023>
例年2月は北よりの風が強く体感の寒い日が続きますが、今年の2月はじめは太陽が顔を出す日も少なく、より寒く感じました。
そんな寒い日々がようやく暖かくなった2月7日、暖かさに誘われて佐和田の浜に行くと、浜の近くにコウノトリがいました。
てぃだの郷の向かいの展望スペースのこんなに近くで遭遇するのは珍しいことです。
コウノトリも伊良部島の人に慣れてきたのか、警戒心が少なくなったのでしょうか。
よく見るとちょっと向こうにもう一羽います。
近くでコウノトリを見ていた人たちに聞くと、このコウノトリたちは2020年の12月にやってきた「清流」と「みこと」だそうです。
どうやって見分けるのかはさっぱりわかりませんが、2018年に一番初めに来たもう1羽のコウタは見当たりません。
3角関係はついに決着したのでしょうか。
佐和田の浜は伊良部島を訪れた人が必ず一度は訪れる観光スポットです。
津波石が主役の観光地ですが、訪れた際はコウノトリがいるかなと思って津波石の間にも目を凝らしてみてください。
幸せを呼ぶコウノトリに出会って、お裾分けをもらえるかもしれません。
コウノトリ202302

コウノトリ20230208




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【伊良部の風物詩】
<キビ刈り2023>
昨年の製糖期は天候不順でした。
雨が多くキビ刈りができない日々が続き、製糖工場の煙突に煙が登らない日々が頻繁におきました。
もっともこれは時代の変化のためでもありました。
宮古島では導入は早かったようですが、最近は伊良部島でもハーベスタによる機械刈りが主流になりました。
効率や労力を考えると機械刈りになりますが、畑に水が溜まるとハーベスタが入れなくなり、結果キビ刈りは停まってしまいます。
これは手刈りが主流だった10年まえの伊良部島では考えられなかったことです。
幸い今年は目立った天候不順もなく、今のところ順調のようです。
伊良部島ではハーベスタが毎日稼動して、製糖工場には運搬するダンプが列を作り、煙突からは毎日煙が登っています。
昨年は7月まで製糖工場が稼動しましたが、今年はゴールデンウィーク前までといきたいところです。
伊良部島では数年前まで手刈りが一般的で、スーパーの弁当が売り切れたり、畑に軽自動車が集結する結いマールが冬の風物詩でした。
今の風物詩は勇壮なハーベスタの姿に変わったようです。
そんなこの頃、手刈りのキビを見かけるとなぜか懐かしさを感じるようになりました。
キビ刈り2023

キビ刈り2023 (2)




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【伊良部の日常】
<伊良部の音2023>
以前も話題になりましたが、宮古島市では日に4回防災システムを使った定時放送が流れます。
当然伊良部島でも流れます。
以前は全部「安里屋ユンタ」だったのが、10時の放送は「富士山」、12時は「宮古島市歌」、18時は「夕焼け小焼け」です。
15時の放送は季節によって変わります。
2月の今は「たきび」が流れます。 期間は12月から翌年の2月までです。
歌詞はありませんが、放送が流れると「かきねのかきねのまがりかどー」から始まって、「北風ぴいぷう吹いている」のフレーズを口ずさんでしまいます。
今年は寒い日も多く、なんとなく季節感が合っていたようですが、2月10日あたりからは気温が上昇して最低気温でも20度近くの日が続いています。
島では半袖、短パンの姿も普通に目撃されています。
こんな日に「たきび」が流れると「なんだこりゃ」と感じてしまいます。
と思っていたらバレンタイン寒波でチョー寒いこのごろで「たきび」の気分です。
曲を選定した方、大変失礼しました。
話は変わりますが、12時に「宮古島市歌」が流れると、消防車のサイレンに反応するように犬が遠吠えを一斉に開始してお昼を知らせます。
伊良部の犬



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【伊良部の風物詩】
<ヒカンザクラ>
例年1月の中旬から下旬掛けて、ヒカンザクラの話題が沖縄のニュースを賑わせます。
調べてみるとヒカンザクラはカンヒザクラとも言って漢字で書くと避寒桜と書くそうです。
名前からして、いかにも寒い中、心が暖かくなりそうな名前です。
宮古島でも1月15日避寒桜が開花して、2月8日に熱帯植物園で満開になったと新聞で報道されましたが、伊良部島ではどうなっているのでしょうか。
まるよしのスタッフの話によると、「あっちこっちで咲いているよ」との事で、長期滞在のお客さんは早速、まるよしの裏手の民家の桜を案内されました。
桜は可憐な花びらをほころばせています。
ヒカンザクラにハマッた長期滞在のお客さんは早速、桜探検隊になって捜しに行ったそうです。
民家の庭の桜まではさすがに探検できませんでしたが、牧山展望台で満開に近い桜を発見しました。この桜はむかし植樹されたそうです。
桜と言うと内地で報道されるソメイヨシノの花を想像しがちですが、避寒桜は小振りでピンクの色が清楚です。
ソメイヨシノのように花見で一杯と言う雰囲気ではなく、上品なたたずまいで春の訪れを伝えています。
この時期に伊良部島を訪れた方は是非、ヒカンザクラも気にしてみてください。
ヒカンザクラ牧山




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【んなまぬ(今の)伊良部】
<東平安名崎灯台>
宮古島観光で必ず訪れる東平安名崎の灯台。
正式には「平安名埼灯台」と言うそうです。
宮古島で観光バスのガイドをやっているお姉さまに聞くと、日本で人が登れる灯台は全国で16箇所だけで沖縄県では2箇所だそうです。
ちなみにその2箇所とは「残波岬灯台」と「平安名埼灯台」です。
海上保安庁のホームページによると、「灯台とは主に変針点や港の位置を示すため、岬や島、防波堤に設置する施設で、夜間は灯光を発します。船舶は,船位や変針点を確認するときの指標とします。」とあります。
要は船が曲がる場所や位置を確認するものということになります。
灯台は2022年(令和4年)3月31日現在、全国で3,118基あるそうです。
数える単位が基というのも初めてしりました。
一般の人が登れる灯台のことは参観灯台というそうです。
参観寄付金は300円とのことです。
300円は高いと思う人もいるかと思いますが、3118分の16と思えばレア物の価値があるかもしれません。
まるよしにお泊りの方も、宮古島観光の際にはケチらずに登って絶景を堪能してください。
天気が悪くて視界がイマイチでも逆に話のネタになって心に残るかもしれません。
東平安名崎



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【伊良部の日常】
<17エンド着陸>
伊良部島観光でここ数年一番人気になった17エンド。
観光情報などで紹介されているせいか、定期便の着陸時に必ずと言っていいほど人が訪れます。
少ないときでも10人以上の人が訪れ、時には50人を超えるときもあります。
宮古島の観光ガイドなどには、17エンドからの旅客機の着陸の映像が数多く紹介されています。
青とエメラルドグリーンの海のグラデーションの絶景からの着陸は息を呑む迫力です。
こんな情報が多いせいか、飛行機は必ず17エンド側からくると思っている人が多くいるようです。
以前にも話題になった飛行機の離着陸ですが、基本的に飛行機は向かい風で離着陸します。
昨年の10月のある日、北東の風が強く吹くなか、スカイマークの定期便は17エンドとは反対側の南側からの進入で着陸しました。
風の音で飛行機の音にも気付かないのか、17エンドの空港管理道路には既に飛行機が着陸したにもかかわらず、ジッと進入灯の方に目を凝らす人が数人いました。
これは伊良島観光がかつてのコアな層から、一般的になった証とも考えられます。
伊良部大橋が架かる前、下地島空港のタッチアンドゴー目当てに来る人は、飛行機の着陸情報を下調べしてから訪れる人が多かったので、風向きにかかわらず見逃すことはなかったように思います。
離着陸目当てで下地島空港を訪れる方は是非、当日の風向きを調べてから訪れる事をお勧めします。
17エンドではなく、反対の35エンドからの着陸かもしれません。
ただし、季節にかかわらず横風の時はどちらから進入するか解からない場合もあります。
そんな時は自分の勘を信じて、一発勝負してください。
17エンド着陸



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【伊良部の自然】
<ミツボシクロスズメダイ>
伊良部島・下地島を代表するシュノーケルポイントの中の島海岸で、ビーチの人々の会話に耳を澄ますと、聞こえてくるのは「ニモ」のに文字です。
今更ですが、「ニモ」とはアニメ映画で有名になったカクレクマノミの事です。
厳密にいうと日本で見られるカクレクマノミとは違うそうですが、細かいことはともかく「ニモ」「ニモ」との声が聞こえてきます。
中の島でもシュノーケルのガイドが必ずカクレクマノミがいるイソギンチャクに案内します。
中の島では昔からのガイドが、「日本で見られるクマノミは6種類ですが、ここでは4種類のクマノミを見る事ができます」と映画がヒットするずっと前から案内をしていましたが、伊良部大橋が架かると新規参入のガイドもそのフレーズを真似ているようです。
そんな訳で4種類のクマノミを求めて、シュノーケルを始める事になりますが、この言葉をスズメダイが聞いたら「ちょっと待った」と言うに違いありません。
スズメダイはあんなに綺麗なのにまるでクマノミのわき役のようです。
私たちもこんなに綺麗で可愛いから見て頂戴ね、と思っているに違いありません。
スズメダイは種類も多く、実はクマノミもスズメダイの仲間だそうです。
最近調べて見て名前を覚えたばかりですが、人気はブルーが眩しいデバスズメダイ、ルリスズメダイやスッキリ系のリュウキュウミスジスズメダイなどです。
クマノミを探しに行くと必ずと言っていいほど、同じイソギンチャクに隠れているスズメダイがいます。
黒字に白の水玉のシックな色遣いのミツボシクロスズメダイです。
クマノミ探検に行く時は、是非ミツボシクロスズメダイにも注目してください。
いまのところ認知度は低いようですが、そのうちクマノミを押しのけて主役になるかもしれません。
ミツボシクロスズメダイ




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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の自然】
<プゥル2>
伊良部島の方言はフランス語の発音に似ているといわれています。
そんな事もあって、発音を言葉で表すのは難しいといわれています。
普段つかない文字に濁点「゛」や、半濁点「゜」が付いたりする表記が見られます。
伊良部島・下地島の地名も昔からの方言で呼ばれている場所がたくさんあって、文字で書いたり、発音するのが難しいものがたくさんあります。
下地島の西海岸のプゥルもそんな地名で、発音も微妙なので、耳で聞いたらそう聞こえないかもしれません。
実際、伊良部支所にあった「地名のあらまし」という地図には、カタカナで「ボリ゜」と表記されているので、実際の発音は「ぶ“ぉるぃ」が近いのでしょうか。
大潮の潮干狩りや釣りで島の人が出入りしますが、普段人影はありません。
極まれに一部のガイドが案内しているようですが、一周道路から離れていることもあってか、まだ隠れビーチにちかい存在です。
そんな訳でプゥルには、まだ標準語での名前は付いていないようです。
潮干狩りなどで島の海に詳しい、まるよしのスタッフに案内された常連さんのお気に入りの場所になっていて、密かに出入りしているようです。
まるよしを訪れたあなたも、機会が有ったら案内してもらってください。
あまり人の手がはいっていない、昔の伊良部島の海に出会えるかもしれません。
ただし訪れた際には、島の人の生活を乱さないように、そして残っている自然の景観を傷付けないように万全の注意をはらってください。
プゥル2




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【伊良部の自然】
<スズメダイ>
伊良部島・下地島の海では色鮮やかな様々なトロピカルフィッシュを見る事ができます。
クマノミについで、名前が挙がるのがスズメダイの仲間です。
名前そのまんまのスズメダイは煮つけで美味しい釣りのターゲットですが、ビーチではデバスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、ロクセンスズメダイなどが人気です。
その中で一番人気はルリスズメダイです。
浅瀬の枝サンゴなどの周りや岩サンゴの上などに数十匹で群れています。
太陽の光が届くところにいるので、透明な海の中で深い緑や茶色のサンゴを背景にコバルトブルーの姿を煌めかせる姿はこの上もない美しさです。
縦じまのミスジリュウキュウスズメダイもはずせません。
リゾートホテルの受付カウンターなどの水槽では必ずといってよいほど、見る事が出来ます。
シュノーケリングでは珍しい生物や大きな魚を探す人が多いようですが、スズメダイの仲間こそ、昔からの代表的なトロピカルフィッシュといえるでしょう。
ビーチに来るとつい沖に向ってパシャパシャ行きがちですが、浅瀬の小型の生物との出会いも楽しいものです。
スズメダイの仲間は引き潮の潮だまりで見る事もできるので、泳げない方や小さなお子さんでも足をちょっと浸けるだけで見る事ができます。
海に入るにはちょっと寒い日でも見る事が出来るので、是非ビーチにお出かけください。
スズメダイ01

スズメダイ02




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【伊良部の自然】
<伊良部の洞窟>
伊良部島にはアブと呼ばれる洞窟があちこちにあります。
牧山の近くの前里添にある洞窟群は宮古島市の史跡に指定されています。
いずれも石灰岩が長年の雨などで溶けたのち、一部が崩落してできた洞窟です。
そんな成り立ちのせいか縦穴の洞窟が多く、入るのは非常に危険です。
そんな洞窟の中でヌドクビアブは比較的安全に入れることもあって、伊良部大橋が架かると訪れる人が激増しました。
パワースポット巡りのツアーでも訪れるようです。
ところが、この洞窟は島の人にはあまり知られていません。
佐和田の集落に住む60歳代のむかしのシェイネンも、昨年はじめて訪れたそうです。
島の人に有名なのは、牧山の陣地壕、池間添の大竹中洞窟です。
牧山陣地壕は戦時中に掘られた手彫りのトンネルで戦争遺跡に指定されています。
大竹中洞窟も宮古島市の天然記念物になっています。
いずれも昔、小学校の遠足で訪れた場所です。
小学校の遠足で訪れるくらいなら、充分安全と思う方もいるかも知れませんが、牧山陣地壕は崩落の危険があるため入口が網で塞がれました。
大竹中洞窟も昨年10月に行ってみると、ルートには木が生い茂り、倒木もあってちょっと危ない場所もありました。
最近は観光客も増えてあっちこっち立入禁止になっているようですが、大竹中洞窟もそのうち封鎖されるかもしれません。
興味のある方は今のうちに行ってみる事をおすすめします。
滑ると危険なので、地面が乾いた時期に行ってみてください。
歩きやすい靴を持って行くことは必須です。
伊良部の洞窟


【大竹中洞窟についての情報はこちらから】




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【伊良部の日常】
<伊良部散歩2>
観光に訪れるとガイドブックに載っている場所を「見逃すものか」とばかり、鼻から火を噴くような勢いで見て回る人もいます。
鼻から火を噴かないまでも、あれもこれもと行きがちです。
初めての土地では、広く浅くという感じになりがちなのはやむを得ないと思います。
伊良部島に観光で来られた方は、是非また訪れる事をお勧めします。
2回目以降は心に余裕も出来て、気に入った場所をジックリと見て回れます。
何時までにどこに行くというのではなく、気に入った場所を心のままに歩いてみてください。
伊良部島に限らず旅先で散歩すると、いつもとは違った景色に出会い、新鮮な気持ちが湧いてきます。
観光地や絶景スポット巡りも楽しいですが、それぞれの土地の風情に触れるのも良いものです。
一般的な観光地でなくても「あれっ」と思う体験をすることができます。
伊良部島を歩くと、普段では見られない草花に出会い、畑の作物や家並みもいつもと違って新鮮な驚きを感じます。
耳に入った土地の言葉にも心がときめきます。
伊良部島はそんな体験が数多くできる島です。
そんな体験には散歩感覚が一番です。
昨晩飲みすぎたあなたも、是非伊良部を歩いて身体も心も健康になってください。
伊良部散歩



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【伊良部の自然】
<フカボリ゜>
下地島の北西にプゥル(ボリ゜)と呼ばれるビーチがあります。
島の人の憩いのビーチで、潮干狩りや釣りに訪れる場所です。
一周道路から離れているために、幸いまだ荒らされていませんが昔の姿が残っている数少ないビーチの一つです。
海岸一帯をプゥルと呼んでいますが、北側にボリ゜オコバナリと呼ばれる岩場があります。
ビーチからバナリの間の海岸は深みになっていて、フカボリ゜と言われています。
ここでは浅瀬、深み、リーフの全部を楽しむことができます。
深場にはサンゴ岩が点在しています。
サンゴ岩にはシャコガイがいることもあります。
深みの沖合はリーフになっていて、色とりどりの魚が群れます。
まるよしに通う常連さんも、かつて潮干狩りに行くまるよしのスタッフやビーチを知り尽くした佐和田のおじぃに案内された事があるそうです。
「興味のある方は是非探検してみてください」と言いたいところですが、この辺りは島の人の釣り場や潮干狩りの場所になっているので、ご配慮をお願いします。
探検に行く場合は、島の情報を収集して、できれば島の人に案内してもらった方が良いと思われます。
自力で行く場合は、一周道路から歩いて行くことをお勧めします。
一周道路からビーチまでの道は狭くすれ違い不能で、雨が降るとぬかるんで立ち往生の可能性もあります。
人の出入りが増えると海岸は傷んで行きます。
行かれる方はくれぐれも慎重に探検してください。
フカボリ

フカボリシャコガイ01




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【んなまぬ(今の)伊良部】
<外資系ホテル>
宮古島のトゥリバー地区にヒルトンホテルが建設中です。
建物はほぼ完成しています。
今年(2023年)には開業予定だそうです。
伊良部大橋を渡るたびに嫌でも目に入る大きさです。
絶好のロケーションで広大な敷地を贅沢に使っていて、高級感が漂います。
そんなこんなでヒルトンホテルでビックリしていたら、今度はローズウッドです。
知ったような事を言ってしまいましたが、ローズウッドホテルは初めて聞く名前です。
下地島空港で案内業務をやっている「ひととき散歩」の方によると、ローズウッドの方が高級ホテルだそうです。
砂山ビーチのすぐそばに来年(2024年)オープン予定との事です。
ちなみにローズウッドホテルは日本初進出とかで、話題には事欠きません。
東急リゾートでビックリしていた世代には、外資系のホテルはチンプンカンプンですが、とにかくスゴイ事みたいです。
観光で訪れた方も、とても手が届かない金額のホテルが開業する前に「ここにホテルが建つのか」と外資系高級ホテル巡りも話題作りには良いかもしれません。
いずれも、下地島空港を管理する三菱地所がらみとの事だそうで、下地島空港へのチャーター便から降り立つ外国の富裕層をすぐに思い浮かべてしまいました。
妄想はともかく、これから宮古島・伊良部島はどうなっていくのでしょう。
海岸線を買い占めらてれて建設ラッシュの伊良部島では「地元には一銭も落ちない」という話もあります。
いずれにしろ、進出してきた外国や内地の資本だけでなく、地元にも恩恵のある計画であって欲しいものです。
【2013年当時のトゥリバー地区】
2013年当時のトゥリバー地区



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【伊良部の風物詩】
<魚の凍死22-23年冬>
魚の凍死については、以前にも何回か話題になりましたが、今回の冬は年が明ける前の12月18日に報道がありました。
例年、宮古島では1月の中旬から2月にかけて魚の凍死のニュースが流れますが、今度の冬は一等賞の早さです。
地球温暖化と騒がれているのに「なぜ」と思っていましたが、朝のワイドショーを見て「なるほど」と思いました。
専門家の説明によると、今年の冬は温暖化のため海水温が例年より高いため、強い寒気が来ると例年より温度差が大きくなるそうですが、そんな時に魚の凍死の現象が起きるようです。
連日、ニュースで報道される新潟などの短時間の豪雪はまさしくその影響との事だそうで、激しい温度差で生じた雲が原因で線状降水帯ならぬ線状降雪帯なども出現するとか。
寒い冬はイヤだと思って避寒のため、宮古島・伊良部島を訪れる人も多いようですが、伊良部島の冬を侮ってはいけません。
気温自体はそれほど低くはなりませんが、北の風が強く吹くときの体感は内地の冬感覚です。
昼間の気温が高いと言って安心してはいけません。
昼間と夜の温度差のショックで魚は仮死状態になるそうですが、今伊良部島行を計画している方もショックを受けないように、もう一枚防寒着を用意したほうが良いかもしれません。
魚の凍死22-23冬




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<逆流性食道炎>
最近よく耳にする病気に逆流性食道炎があります。
まるよしの常連さんにも、その病気を持っている人が何人かいます。
逆流性食道炎とは食道と胃の境の弁がゆるんで、胃液などが逆流して、食道に炎症を起こす病気です。
症状は胸やけ、酸っぱいものが上がってくる呑酸、喉の痛みなど様々あるそうです。
胃の入り口がゆるむ原因には加齢の他に姿勢・生活習慣・食生活の変化などと言われています。
具体的には、姿勢では猫背、生活習慣では大食い・早食い、食生活ではアルコール・炭酸・カフェインの採りすぎなどです。
Eテレの健康チャンネルによると、6人に1人はかかっている病気で最近急激に増えているとか。
生活習慣、食生活は何となく納得ですが、最近急激に増えたのは猫背の姿勢が原因なのでしょうか。
前かがみの姿勢でのスマホなどはもっての他ということなので、これで最近この病気が増えたわけが、何となく納得してしまいます。
寝るときもうつ伏せで寝るのはダメとのことで、左側を下に寝ると良いとか。
内地からまるよしに通う常連さんはこの病気約20年の筋金入りですが、食事を採ってすぐにシュノーケリングをすると、胃酸が昇ってきて海の中で「ウッ」となるそうです。
海の中でもうつ伏せの姿勢はいけないようです。
このことにかかわらず、姿勢は様々な面で大事です。
姿勢の矯正に関しては、壁を背中にして、かかと・尻・肩甲骨・後頭部を同時に壁に着くように立つ「壁立ち」の姿勢が良いとに事で、1日1分「壁立ち」して身体に姿勢を覚えこませることがよいとのことです。
観光に来られた皆様も、海で「ウッ」ならないように普段からお酒の飲みすぎや姿勢にお気をつけください。
逆流性食道炎中の島



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【伊良部の日常】
<宮古牛>
宮古島のグルメに宮古牛があります。
世界的に有名になった和牛のブランドの一種ですが、石垣牛に比べてその知名度は大きな差があったようです。
ところが伊良部大橋が架かって、いわゆる宮古島バブルがおきて観光客が爆発的に増えると、宮古牛を売り物にする店も急増しました。
橋が架かるずっと前にも専門店は販売をしていましたが、宮古牛を前面に売り出すレストランは少なく、今にして思い浮かぶのは平良港のホテルのアトールエメラルドに入っている店ぐらいです。
ところが、その当時から伊良部島のスーパーでも宮古牛のパックを販売していました。
今から考えれば、当時としては珍しかったのではないかと思います。
料金も1パック200~300gほどで580円とか680円だったように記憶しています。
しかし、橋が架かると料金も980円とか1280円とか1480円とかに一気に値上がり、今ではスーパーではほとんど見かけません。
宮古牛の名前が付けば売れるので、値を上げても買い手があるという事のようです。
まさしく宮古島バブルの名前にふさわしい事例です。
まるよしでも橋が架かるずっと前から「宮古牛焼き肉定食」の名前でメニューに登場していました。
最新のメニューでも料金は900円なので、当初料金と比べてもバブルの影響は受けていません。
折角の宮古島です、値段もお手頃で話のタネにもなるので、是非お試しください。
病みつきになるかもしれません。
宮古牛焼肉メニュー



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<伊良部を歩く旅>
コロナの影響で2年半に渡ってかかっていた行動制限が、今年10月以降から緩和されました。
このこと自体、良かったのか悪かったのかは別問題として、10月の中旬から宮古島にも観光客の姿が増えて、外国の方もチラホラ見かけるようになりました。
伊良部島の観光地を巡る大型の観光バスも復活しています。
しかし突然の旅行支援などでレンタカーの数が足りなくて、いわゆるレンタカー難民が増えているといわれています。
実際、レンタカーの予約が出来ずに宮古島観光をあきらめた方もいます。
レンタカーを借りられても、出足が遅いとビックリするほどの高額になる場合があるようです。
そんな事もあるのか、今年の秋は伊良部島を歩く観光客の姿を数多く見かけたように思います。
そもそも伊良部島では歩く人はほとんどなく、歩いていると「あんた、歩いていたね」と話題になるくらいです。
そんな中、バス停を目指す人、食事に向かう人、下地島空港までスーツケースを引いて歩く人、歩いて散策する人、ウォーキングする人など目的は様々なようですが、歩く人をたくさん見かけます。
今まででは考えられない景色です。
レンタカーを借りられなくて行動範囲が狭いとお嘆きの方も多いと思われますが、この状況を逆手にとって、車移動では体験できないディープな伊良部の旅を体感してみてください。
手前味噌になりますが、まるよしに泊まる「伊良部を歩く旅」も参考にしてください。
伊良部を歩く旅



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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【伊良部の風物詩】
<季節の変わり目>
日本には四季がありますが、宮古島には二季しかないと以前話題になりましたが、一応伊良部島にも四季があります。
それではそれぞれの季節の境目はいつなのでしょうか。
暦の上では立春、立夏、立秋、立冬とありますが、他にどんな目安があるのでしょう。
伊良部島ではいろいろな自然現象で季節の変わり目を感じる事ができるようです。
毎年、春の訪れを告げるものとして話題に上るのは、B&Gのデイゴの開花でした。
やはりデイゴのつぼみが大きくなっていくと春の訪れを感じます。
B&Gのデイゴは新伊良部球場の建設で伐採されてしまいましたが、平成の森公園や国仲公民館のデイゴは健在です。
夏の訪れはやはり梅雨明けでしょうか。
梅雨開け前でも十分暑いですが、やはり梅雨明け直後は湿気が少なくなって、日差しが直に突き刺さるようになります。
秋を感じるのはやはりサシバの渡りです。
サシバは北東の風に乗ってくるので、まさしく秋到来の合図です。
下地島の西のビーチにダイビング船が集結するのもこの頃です。
冬が近いと感じるのは、サトウキビ収穫の始まりです。
気温が下がりサトウキビの糖度が上がり、あちこちでハーベスタが動き出し、キビを満載したダンプが行き交います。
その頃でも陽が差すと、半袖でクーラーのスイッチを入れる人もいるようですが、製糖工場から煙が立ち上る光景はまさしく冬の風物詩です。
伊良部島を訪れるあなたも、季節の変わり目を体感して、新しい風物詩を発見してください。
製糖工場




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