まるよしよもやま話(沖縄・伊良部島)

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。 そんな話が伊良部にもたくさんあります。 伊良部島の民宿まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話「まるよしよもやま話」のページです。

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

伊良部の日常】
<サシバの密漁>
フナウサギバナタ (691x1024)サシバの漁が禁止されたのは昭和47年(1972年)という事なので、そろそろ半世紀になります。
禁止される以前は食糧難の時代でした。
サシバは羽をむしると肉は握りこぶし大の大きさしかなく、食べるところは少なかったそうです。
それでもサシバの肉は栄養面で貴重なタンパク源であると同時に、味も素晴らしく美味しく感じられたそうです。
毎年10月に渡って来るサシバは年に一度の天からの恵みでした。
今は美味しい食べ物が簡単に手に入る時代なので、今サシバを食べるとそんなに美味しく感じられるかはわかりません。
それでも
サシバを食べた世代はその味が忘れられないようです。
嘘か誠かわかりませんが、今でも一羽4000円から5000円で売られているとか。
最近の価格は7000円になったという噂もあります。
こっそり手に入れたサシバの肉を冷凍庫で凍らして保存しているとうそぶく人もいます。
禁止されると手に入れたいのが人の常ですが、万が一誘われてもホイホイ付いて行かない方が良いと思います。
手が後ろに回る羽目になるかもしれません。
サシバと同じように、伊良部島でもヤシガニの捕獲が全面禁止になりました。
季節と大きさによって少しの抜け道はあるようですが、見て楽しむだけにしてください。



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【伊良部の自然】
<ヤモリ>
宮古島ではヤモリの事をヤーズミと言います。
伊良部島ではヤージマとかクラズミとも呼びます。
ヤドモリとかヤドモレという事もあるそうです。
体の色は状況によって変わるそうですが、きれいな緑色をしているのをよく見かけます。
部屋の中にも住んでいて、虫を食べてくれるため、大事にされています。
まるよしの食堂では、夜になってあたりが暗くなると、よっぽど寒い日で無い限り100%に近い確率でヤモリがガラスにへばりつきます。
店内の灯りに寄ってくる虫を食べるためです。
吸盤のような足をガラスに押し当て、待ち伏せしています。
虫が近くに来るとすばやく近づいて、舌を伸ばして晩ご飯にありつきます。
観光客の子供たちは大喜びで、内側からガラスにへばりつきます。
親も童心に帰って、カメラで撮影します。
足の動きが可愛くて、ずっと見ている大人もいます。
鳴き声からハワイではゲッコーと呼ぶそうですが、ヤモリにも方言があるのか、伊良部のヤモリはそんな風に鳴いているようには聞こえません。
トカゲが苦手な方でも、ヤモリだけは大丈夫という人もいます。
都会では少なくなったヤモリです。
まるよしに来たときは大人の方も恥ずかしがらずに、ガラスにへばりついてください。
ヤモリ (1024x692)


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【伊良部の自然】
<パパイヤ>
トロピカルフルーツとして知られるパパイヤは青パパイヤとして野菜で食べられることが多いようです。
パパイヤチャンプルは島の郷土料理として、まるよしでも人気があります。
とは言っても、一般的に観光客の皆様にとっては、パパイヤといえば完熟パパイヤでしょう。
完熟パパイヤを収穫するためのフルーツ農園もありますが、伊良部島でもパパイヤはあちらこちらに普通にあります。
一説によると、野菜としての青パパイヤに適した木とフルーツとしての完熟パパイヤに適した木が有るという話ですが、その辺の青パパイヤをそのままにしておくと完熟パパイヤになります。
黄色く熟した完熟パパイヤはカットすると黄色いメロンのような容姿です。
メロンよりちょっと濃厚な甘さと食感がたまらないという人もいます。
宮古島・伊良部島ではパパイヤの事をまんじゅうと言います。
パパイヤ01 (1024x691)  パパイヤ02 (1024x691)


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伊良部の日常】
<100日祝い>
命名書なーふぃーとは、子供に名前が付いたお祝いのことで生後3~4ヶ月に赤ちゃんの首が完全にすわった時期に行うお披露目会です。
伊良部では100日のお祝いと言うことが多いようです。
伊良部島の佐良浜では3日間お祝いが続きます。
親戚や近所の人や知らない人も来ます。
誕生日のお祝いや法事も3日間です。
佐良浜の女性と結婚した宮古の若者は「伊良部の風習について行けずに別れた」と言っていましたが、ホントの理由は定かでありません。
地域によって異なるようですが、宮古ではお祝いは1日だけが一般的だそうです。
ちなみにまるよしのある伊良部島の南区では本番のお祝いは1日で、翌日は家族や手伝いをした人達で片付けを兼ねてお祝いします。
1日と言っても、お祝いに来る人たちは100人単位です。
女の人たちは料理やお祝い品の準備に追われ、男の人たちはお客さんの接待をします。
佐良浜ではあまり行われないようですが、南区では当然のようにオトーリが回されます。
いずれにしても、佐良浜に限らず伊良部島全体がディープなのは間違いないようです。



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【伊良部の自然】
<サラダカボチャ>
たくさんある宮古島の島野菜の中に「なんこう」があります。
宮古島在来種のカボチャで、ウリカボチャとも呼ぶそうです。
水分が多いためか、一般的な西洋カボチャのほくほくした食感とは違ってさっぱりした感じで、野菜カボチャとかサラダカボチャとも言われています。
栽培もされていますが、畑の片隅に突然出現する事もあります。
巨大になるため、一家族では食べ切れません。
大きさはスイカ以上です。
収穫したままならある程度日持ちしますが、一旦切り分けると普通のカボチャより足がはやいので、冷蔵庫に保存して早めに調理します。
そんな訳で、収穫するときは、あらかじめおすそ分けの相手を決めておきます。
甘く水々しいので、オシャレなスープの材料としても注目されているそうが、ビタミンA、B1、B2、Cなどが豊富に含まれているので、風邪の予防や夏バテ解消にも効くということです。
昔から島野菜は薬膳の食材になっていますが、最近の健康ブームでブレークする前に是非食べてみてください。
なんこうかぼちゃ01(1024x692)

なんこうかぼちゃ02 (1024x691)


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<結いの橋学園2>
優勝記念ボトル (500x1024)今年4月に南区の伊良部小学校・中学校と北区の佐良浜小学校・中学校が一つになって「結いの橋学園」という小中一貫校が開校しました。
当然のように結いの橋学園と呼んでましたが、伊良部島小学校、伊良部島中学校と呼ぶのが正式で、結いの橋学園は愛称だそうそうです。
かつての佐良浜中学校のグラウンド跡地に建設されたため、南区の子供たちはスクールバスで通っています。
普段は自家用車に乗っているせいか、バスが珍しくて、スクールバスではしゃいで怒られる子供もいるとか。
統合前から、最強になるのではと噂のあった中学のバレーボールチームは、学校のスタート時はまだチームとして上手く機能しなかったようで、春の全沖縄中学校選手権では準優勝でしたが、7月に行われた県中学校バレーボール競技大会では見事優勝して全国大会の一歩手前の九州大会への出場を勝ち取りました。
島では子供たちを応援する、島酒やソーメンも販売されました。
8月に行われた九州大会でも健闘しましたが、残念ながら全国大会の出場は逃しました。
小学生も負けてはいません。「結いの橋クラブ」は結成わずか2ヶ月で県大会で優勝して、全日本バレーボール小学生大会に出場しました。
かつてはファミリーマート杯と呼ばれていた全国大会は、かんぽ生命ドリームカップと呼び方は変わりましたが、3年前の伊良部クラブに続き「結いの橋クラブ」も沖縄県代表として出場を果たしました。
惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、すばらしい闘いぶりを見せてくれました。
子供たちの活躍は、本人たちの今後の人生の力になると共に、島に勇気を与えてくれました。
すべての関係者、そして子供たちに感謝します。ありがとう。
結いの橋学園 (1024x690)


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【んきゃーん(昔の)伊良部】
<五ヶ里道>
伊良部島は今、宮古島市ですが、その前は伊良部町でした。沖縄県宮古郡伊良部町です。
もっとその前は、伊良部村でした。
伊良部村は1908年(明治41年)に設立されました。
伊良部村史によると、伊良部村時代の1915年(大正4年)には、勤労奉仕と言う名の村の住民の重労働によって、伊良部から佐和田までの南区5集落を結ぶ五ヶ里道(ごかりどう)が改修されたそうです。
それ以前はでこぼこ道で、雨が降るとぬかるんだり、道幅も人がやっと通れるほどの道だったそうですが、馬車や荷車が通れるようになりました。
改修後の五ヶ里道は伊良部島南区5集落の生活道路として、住民の生活を大変便利にしました。
その後、1978年(昭和53年)には舗装されて、20年ほど前には拡幅されます。
いまでも伊良部集落の入り口から、佐和田集落の入り口までの道は道路幅が広く、五ヶ里道の名残を感じさせます。
先代も民宿と商店をやっていましたが、この拡幅に伴う立ち退きによって、まるよしも2000年(平成12年)には今の姿になりました。
現在のまるよしのある場所にはアイスケーキの店があったそうです。
まるよしにお泊まりの方も、まるよしの前の道を見渡して昔の風景を想像してみるのも楽しいかもしれません。
バブルが続く伊良部島では五ヶ里道の道も、何年か後には今の姿を変えてしまう事も考えられます。
今の姿を改めて眼に焼き付けておくのも必要かもしれません。
まるよし前の道 (1024x690)


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【んきゃーん(昔の)伊良部】
<潮干狩り>
昔から潮干狩りは、島の人の楽しみの一つでした。
大潮のころになると、まるよしがある伊良部島の南区の人たちは、今では中の島と呼ばれているカヤッフィャなどの下地島の海岸に潮干狩りに行ったそうです。
南区の伊良部、仲地、国仲、長浜、佐和田の各集落からは、集落に架かるそれぞれの橋を渡ってカヤッフィャやカッフィ、ピサラブ、プゥルなどの下地島の海岸を目指します。
当時の下地島にはまだ飛行場が無く、見渡す限りのサトウキビ畑です。
それぞれの集落からは、サトウキビのなかの網の目のような道を通って、目指す海岸に行けたそうです。
当時は車も少なく、馬車で行ったり、歩いて行くのが当たり前でした。
子供たちは途中の入り江で海水浴をしたり、魚釣りなどをして遊びますが、潮干狩りをする海岸で今のように潜りを楽しむ訳ではありません。
潮干狩りはサザエやシャコガイなどを探す楽しみであると同時に、実益を得る場所でもありました。
南区の集落で海水浴と言えば、入り江や波の穏やかな佐和田の浜の浅瀬でするのが日常でした。
そんな訳で、意外に思われる方もいると思いますが、島の人の中には泳ぎが苦手な人も結構います。
潮干狩りカッフィ (1024x690)


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<人口増加>
宮古島・伊良部島の観光地としての人気は、ここ何年かで劇的に高まりました。
下地島空港への定期便の就航は、伊良部バブルと言われている現象に更に拍車をかけているようです。
テレビの旅番組で取り上げられる事も多くなっています。
それに伴い、観光客の数も爆増しましたが、移住する人も増えているようです。
伊良部大橋が架かる前から、宮古島では人口の約1割が移住者と言われていましたが、伊良部大橋の開通を契機に移住する人が増えています。
移住した方の中には、美しい景色と温暖な気候に魅せられ、余り下調べをせずに移住してくる人もいるようです。
どこの場所にも長い間の伝統や生活習慣があり、イメージした生活とは違う場合もあります。
住んでみて、こんなはずじゃなかったと感じる人もいます。
石垣島で移住ブームが起きたときも、従来の住民と新住民との考えの違いから、トラブルが起きたと聞いています。
石垣島では移住者の定着率が低いとの統計もあります。
伊良部島でも移住者が増えるにつれて、集落でずっと続いているドラム缶を叩いての運動会のお知らせにうるさいと苦情を寄せたり、昔から島の人が利用している浜に続く道に塀を造って降りられなくしたりなど、今まで考えもしなかった不協和音がいろいろ聞こえてきます。
下地島空港が復活して雇用も増えることが予想され、移住してくる人が間違いなく増えると思われます。
伊良部島でも人口の増加が期待されますが、単なるバブルではなく、新しく住む人と島の人が上手く折り合って生活していく真の人口増加が求められています。
ジェットスター02 (1024x690)


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伊良部の日常】
<やっぱりステーキ>
やっぱりステーキ02飲んだ後の〆といえば、昔はお茶漬け、定番ではラーメンと言われていますが、沖縄ではステーキです。
沖縄を紹介する旅番組でも、那覇のステーキ屋を紹介する番組が多いようです。
伊良部島ではさすがにステーキの声は聞こえてきませんが、宮古島ではステーキを〆にする事があるようでステーキ屋が何軒かあります。
伊良部島の人もイーザトで飲んだ後に、ステーキで〆ることがあるそうです。
そんな中、昨年「やっぱりステーキ」宮古店がオープンしました。
いきなりではありません、やっぱりです。
やっぱりステーキは沖縄に本社があるステーキのフランチャイズ店で、今では全国展開しています。
2015年にオープンしてから急成長して、2018年6月に宮古島にも上陸しました。
ステーキが1,000円で食べられると島の人で賑わっています。
食べ物の好みは人によって違うので何とも言えませんが、まるよしの常連さんの中にもやっぱりステーキが気に入って通う人もいます。
沖縄のやっぱりステーキと食べ比べて、宮古店の方が肉が柔らかく美味しかったという人もいます。
おすすめは店の名前のもなっている「やっぱりステーキ」だとか。
宮古牛のステーキには手が届かないあなた、宮古観光の際に一度試してみてはいかがですか?
やっぱりステーキ01



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<レンタサイクル>
空港レンタサイクル(472x1024)伊良部大橋の開通に続き、下地島空港への定期便の就航で人気の出ている宮古島観光ですが、伊良部島への関心も高まって来ているようです。
手前味噌ですが、「2回目の宮古島はまるよしに泊まって伊良部を極める旅」にあるように、伊良部島単体でも充分楽しめるといったことも知られてきたようです。
特に下地島空港の利用者にとっては、空港から近い伊良部島・下地島の宿は時間を有効に使えて、滞在期間中、眼一杯、伊良部島・下地島を堪能できます。
今、宮古島では下地島空港の再開に伴い、伊良部大橋開通時にも起きた、レンタカー品薄状態が起きています。
レンタカー関連では、下地島空港に営業所を構えるレンタカーは比較的高価との噂もあり、コストパフォーマンスの良い宮古島の業者は下地島空港までの送迎がない、というジレンマも起きています。
そこで、改めて注目されるのが自転車です。
伊良部島、下地島の移動だけなら、自転車で充分楽しめます。
昨今の健康ブームの観点から言えば、適度な運動と観光を同時に楽しめ、夜は質の良い深い睡眠がとれるといった、一石二鳥にも三鳥にもなるといった具合です。
空港もそこに眼をつけたのか、電動アシスト自転車のレンタルを始めました。
ただし、お値段の方はビックリポンです。
伊良部島の宿もレンタサイクルのサービスをしている所が多いようですが、それぞれそれなりの料金がかかるようです。
これから伊良部島を目指す方は、是非自転車での観光を計画してみてください。
まるよしにお泊りのお客さんもレンタサイクルのご利用が増えているようです。
もちろん天候に影響を受けるので、いつも100点満点とはいきませんが、天気が当たれば楽しめる事、請け合いです。
ちなみにまるよしのレンタサイクルは無料です。

伊良部線まもる (1024x691)

17エンド夕日 (1024x690)


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伊良部の日常】
<みーや>
宮古島のイメージキャラクターはみーやです。
みーやは2009年12月に選定されました。
クマモンに代表されるようなゆるキャラは、何年も前から誕生していたようですが、調べてみるとゆるキャラと言う言葉自体は2004年頃からだそうです。
ルーツは1980年代の博覧会ブームのマスコットキャラクターだったとか。
日本全国の自治体は競い合うようにゆるキャラを世に送り出しましたが、その例に漏れず、みーやにも着ぐるみに身を包んだゆるキャラが生まれました。
着ぐるみと言って、思い起こさせるのはミッキーマウスです。
と言っても、ミッキーマウスは一人の人格として扱われているので、着ぐるみではありません。
子供の夢を壊さない様にするためか、人前でその本当の姿を見せることはありません。
まるよしの常連さんがかつて勤めていた病院の慰問にミッキーマウスが訪れた事があるそうです。
その時も着替えの場所や時間などは、病院関係者のごく一部の人しか知らされず、最大限の秘密にされました。
まるで国賓並みの扱いです。
下地島空港が開港して第一便をタラップまで出迎えに行ったみーやですが、保安検査を通るときに、着ぐるみのかぶりものを取って素顔を見せたそうです。
当時、目撃した人の話ではおじさんだったとか。
みーやはみーやと思って、まさか中に人が入っていると思わない人が何人いるか知りませんが、夢を壊したのなら済みません。
因みにみーやにはイメージキャラクターソングもあって、地元のデュオのパニパニjrが歌っています。
興味のある方は、島の駅で流れていますので、聞いてみてください。
20190810みーや (768x1024)



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<観光資源>
伊良部大橋の開通から始まった伊良部島のバブルストーリーは下地島空港の開港で益々勢いが増しているようですが、その影響は様々なところに及んでいます。
観光客の爆発的な増加と、ビジネスチャンスに食いつく怪しげな人々の登場は予想されていましたが、ビーチの傷みは想定以上に早まっています。
今まで、地元の住民がバーベキューや潮干狩りなどで楽しんでいたガイドブックに載っていないビーチにも人が入り始め、自然環境は加速度的に壊れて行っています。
ビーチの利用に関して言えば、伊良部大橋が架かる前は伊良部島の業者が節度を持って対応していましたが、今はやりたい放題と言った感じです。
ガイドブックにも紹介されている中の島ビーチはサンゴが踏み荒らされ、かつてハマクマノミがたくさんいてクマノミマンションとか、クマノミ団地と呼ばれていた場所は過疎が進んだ地域のように、住民のクマノミが減って様変わりです。
餌付けをしたり、網で熱帯魚を掬う親子の姿も見られます。
一周道路から見渡せるビーチでは、アクセスが良いこともあって、訪れる人が圧倒的に増えています。
ピサピシの浅瀬にいたカクレクマノミも、捕獲されたのか、ごく最近姿を消しました。
カヤックやSUPのパドルでサンゴを傷める姿も見受けられます。
こんな例は数限りなくあります。
伊良部島、下地島にあるビーチは昔から地元住民の生活の場で有ると同時に、大切な観光資源です。
「過去最多の観光客が訪れた」と浮かれるのも良いですが、観光客が求める美しいビーチが姿を変えて行ってしまってはもとも子もありません。
待ったなしで、観光資源の環境を維持して行く施策が求められています。
ピサピシのカクレクマノミ (1024x768) ピサピシのイソギンチャク (1024x770)


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【んきゃーん(昔の)伊良部】
<青酸カリ>
ずっと昔、伊良部島では簡単に青酸カリが手に入ったそうです。
詳しい使い道は定かでありませんが、当時青酸カリはネズミ退治や、製糖工場で機械のメンテナンスに使ったとか言われています。
そんな事もあって、伊良部島の集落の店でも売られていたという話です。
当時、青酸カリは秘密の漁にも使用されていました。
手に入れた青酸カリはママレモンの空き容器に入れられます。
青酸カリの入った容器は、工事現場で使われていたダイナマイトの火薬と信管を使って手づくり爆弾になります。
朝ドラのまんぷくにも登場した爆弾漁と青酸カリを使った青酸カリ漁を合体した最強の漁です。
漁に向かうのはフナウサギバナタ辺りから絶壁の獣道を下っていくシンビジの海です。
青酸カリ入りのビンを魚の群れに投げ入れると、大量のアジが浮いたそうです。
獲れた獲物は網に入れて担ぎ上げます。
そもそも漁そのものが危険ですが、15キロから20キロの収穫を絶壁の上まで担いで登るのは大変な重労働であると同時に命がけだったそうです。
爆弾漁もダイナマイト漁も青酸カリ漁も当然違法であると共に、危険なので間違っても試さないでください。
フナウサギバナタからのシンビジ (1024x692)


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<スキンダイビング>
透明度が高い宮古島周辺の海ではダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティが盛んですが、ここ最近はスキンダイビングの人口が増えているようです。
伊良部島周辺の海はドロップオフに近いところも多く、ビーチエントリーでも10m以上の深みにすぐ行けます。
伊良部大橋が架かった今では、お手軽に伊良部島に来られるため、長いフィンを持った人たちがビーチを訪れる様になりました。
当然、マリンショップでもスキンダイビングをガイドするところも増えていますが、客層を見てみると若い女性が圧倒的に多いようです。
聞くところによると長いフィンで潜っていると、足が長くみえて、スタイル抜群に見えるとか。
その姿を写真に撮って渡すショップもあるそうです。
まるよしでも長い荷物を背負った女性が訪れますが、「三線ですか?」と尋ねたところ、スキンダイビング用のロングフィンでした。
そんな訳で満潮時にリーフを超えて、ドロップオフで潜る姿がよく見られるようになりました。
宮古島特有の地形から、洞窟を潜り抜ける素潜りもブームのようです。
昔から満潮時の海は危険があると言われています。
伊良部島でも満潮時には決して海に入らない人もいます。
海は何があるか解りません。
過信は禁物です。くれぐれも安全に配慮してください。(2019.07.29)
イモトコラージュ


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【伊良部の自然】
<イワシ>
7月になるとイワシの稚魚・幼魚がリーフの中に入ってきます。
ギンガメアジの群れの中で泳ぐ事はダイバーには良く知られていますが、伊良部島ではイワシの群れの中で泳ぐ事ができます。
銀色の鱗がキラキラ光って素晴らしく綺麗な光景です。
イワシの他にもキビナゴやアイゴの群れもリーフの内側に入ってきます。下地島のビーチの浅瀬でも見られます。
シュノーケルをするとカラフルな熱帯魚につい眼が行きがちですが、地味な魚も大群で泳ぐ様は壮観です。
青の洞窟近くでは、イワシの群れを狙ってカツオがくる時もあります。
水面をカツオが飛び跳ねる様は壮観です。(2019.07.25)
プルのイワシ


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【まるよし人間模様】
<アクセサリーづくり>
兵庫県からいらっしゃるAさん親子は、今年で3年連続で伊良部島を訪れました。
まるよしには毎年お食事に来て頂いていますが、今年は宿泊もして頂きました。
二人の小さなお子さんは、毎年海遊びの他にもタカラガイのアクセサリーづくりに挑戦します。
初めて挑戦したときは、貝やビーズと格闘して結構時間が掛かりましたが、今年は短時間で自分だけのオリジナルアクセサリーを完成させました。
慣れのせいもあるのでしょうが、改めて子供の成長に驚かされます。
そもそもAさんが宮古島を訪れるきっかけは、同僚のMさんが長年宮古島通いをしているためで、今年もMさんと一緒でした。
今年は更に輪が拡がり、他の同僚や伊良部島繋がりの友人も加わって、宴会がまるよしの座敷を占領するほどでした。
人の繋がりは面白いもので、人生を豊かにします。
まるよしも少しでも力になれたら嬉しい限りです。
あわせて、まるよしにお泊まりの方は期間限定で行っている、タカラガイのアクセサリーづくりにもトライしてみてください。(2019.07.21)
アクセサリー作り01 アクセサリー作り02 (768x1024)アクセサリー作り03 (768x1024)



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<路線バス増便>
定期便の就航に伴い開設された、下地島空港を結ぶ路線バス。
当初の新聞報道のとおり、関空からの定期便の就航にあわせて増便になりました。
これで、宮古協栄バスは定期便の発着日は一日2往復になりました。
今週には香港からの定期便が就航しますが、その離発着についての対応は無いそうです。
一方、新規参入した中央交通は香港便にもあわせて増便するため、基本一日3往復になるそうです。
当初はまったく同じルートを走るかと思いきや、下地島空港を発車した協栄バスは国仲の信号を右折して、仲地、伊良部の集落を通って伊良部大橋に向かいます。
一方、中央交通は集落を通らずに、伊良部大橋を目指してひたすら県道を南に向かいます。
中央交通は当初から宮古島のホテル利用客をターゲットとしたバスでしたが、協栄バスはリゾート線として観光客の利用のほかに、地元住民の足としての利便性もうたっていました。
宮古島の中では、今までのバス停を経由するので、こまめに停まりますが、伊良部島の中では集落内の停留所には停まりません。
折角、集落の中を通るのに、伊良部島の住民や伊良部島集落内の宿に向かう観光客には残念な限りです。
伊良部島を走る路線バスと会社が異なるので競合するとか、色々大人の事情があるようですが、利用者にとっては集落内はフリー乗降区間にするなどしてもらえれば大助かりです。
そんな訳で、下地島空港からまるよしに来られる方は、800円強の料金でタクシーを利用するか、約3キロ弱歩いてタダで来るか、路線バスの運転手さんに泣きついて国仲の信号で降ろしてもらうかなどの方法になります。
ただし、第3番目の方法については保証出来ません。(2019.07.17)
宮古協栄バス時刻表 (632x1024)  中央交通時刻表 (701x1024)


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<17エンド駐車場>
定期便の就航に伴い、車両通行止になった17エンド。
訪れる人が減るのではと思いきや、人気に衰えは無いようです。
通行止になった管理道路の両端は駐車する車が後を絶たず、特に白砂が現れる西側は先端の進入灯がある橋に近い事も有り、駐車する車で溢れています。
因みに管理道路の車止めから進入灯のある橋までは、佐和田の浜側からは約1.5キロ、通り池側からは約1キロ弱です。
そんな訳で通り池側の管理道路の入り口は駐車する車が一杯で、時間帯によっては50台を越える勢いです。
通行止当初は、比較的駐車する車も少なく、管理道路に向かって左側に一列に整然と駐車していました。
しかし、今は両端にびっしりと駐車して方向転換もままならない状況で、いつ事故やトラブルがあっても、不思議でありません。
空港の開港と共に、定期便の着陸を見に来る人も増えました。
下地島空港のターミナルでは17エンドのTシャツも販売されています。
今後、ますます訪れる人が増えることが予想されます。
議会の質問に対して駐車場を整備する旨の回答があったとの報道がありましたが、実際の整備には時間がかかるようです。
通行止になる前、管理道路に駐車する際は海側に駐車するというルールがありました。
今回のケースは公道のため、そのようなルールは難しいと思われますが、中の島海岸の駐車場のような簡易な臨時駐車場の設置など一日も早い駐車のルールづくりが求められています。(2019.07.13)
17エンド駐車場 (1024x690)


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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【んなまぬ(今の)伊良部】
<フナウサギバナタ展望台>
伊良部島の北の絶壁にフナウサギバナタ展望台があります。
伊良部島の建造物はやたらサシバを型どった物が多く、牧山展望台や平成の森公園のサシバの滑り台などがありますが、フナウサギバナタのサシバは凛とした姿勢で、シンビジの海を見渡しています。
展望台下の広場からはウミガメの泳ぐ姿も眺められましたが、いつしか立入禁止の看板が立ちました。
この展望台は1985年(昭和60年)に整備され、今年で築34年経ったそうですが、台風や冬の季節風の影響で老朽化が進み、この度解体される事になったと報道がありました。
今は屋根の部分がサシバの頭部や羽にあたりますが、今後は屋根の無い展望台になるそうです。
「フナウサギバナタ」は絶景ポイントとして有名ですが、名前の由来は「船を見送る岬」の意味で、展望台が出来るずっと前から、沖縄本島などに旅立つ人や出征兵士を見送った伊良部島の住民の思いのこもった場所です。
シンボルのサシバの展望台は解体工事のため、7月10日から立入禁止になるそうですが、遠景でもその姿は凛々しさを感じます。
この時期に伊良部島を訪れた方は、最後の勇姿を目に焼き付けてください。(2019.07.09)
フナウサギ展望台 (1024x690)

フナウサギ展望台02 (1024x658)


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