まるよしよもやま話(沖縄・伊良部島)

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。 そんな話が伊良部にもたくさんあります。 伊良部島の民宿まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話「まるよしよもやま話」のページです。

2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【んなまぬ(今の)伊良部】
<ダイビング事情>
ダイバーの間では透明度の高い海と変化に富んだ地形で人気の宮古島ですが、実際に潜る場所は伊良部島・下地島周辺が多いようです。
伊良部大橋が架かる前は、白鳥崎方面や下地島の西のポイントを目指して、平良からダイビング船がたくさんやってきたものです。
当時、伊良部島のダイビングの業者さんは数えるほどで、伊良部島に宿泊して海に潜る人も少数でしたが、コアな海好きが多かったようです。
ダイビングに限らず伊良部島に渡って、海岸からエントリーしてシュノーケルを楽しむ人も、透明度の高い海と手付かずの自然に魅せられた一握りの人だけでした。
伊良部大橋が架かった今でも、ダイビング船が平良から伊良部島周辺の海を目指す姿は、橋が架かる前と大きく変わった様にはみえませんが、シュノーケルやサップなどのマリンレジャーで伊良部島を訪れる人は圧倒的に増えています。
平良の市街地やリゾートホテルに宿泊している人も、吉野海岸や新城海岸よりずっと近くなった中の島ビーチを目指します。
ガイドブック載っていないビーチにも人の姿を見かけるようになりました。
お客さんの増加によって、マリンレジャーの業者さんも宮古島と最近増えた伊良部島の業者さんが入り乱れて、ビーチ周辺は過熱気味です。
サンゴやリーフ周辺の生物などの海辺の環境も危惧されていますが、昔ながらの島の人の生活に影響がでないか心配されています。
ハタンポの群れ (1024x691)


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伊良部の日常】
<二千円札>
宮古島に由来する有名人も増えましたが、その中に宮古島にルーツを持つ川満しぇんしぇ~がいます。
県内では役者、芸人など幅広く活躍しています。
学校の先生をしていた訳ではないようですが、そんな風に呼ばれています。
宮古島では先生は「せんせい」ではなく「しぇんしぇ~」と発音します。
標準語と呼ばれているNHKのアナウンサーがしゃべる言葉に染まっている人は、ふざけて言っていると感じる人もいるようですが、宮古島では先生は「しぇんしぇ~」です。
宮古島では「せん」の発音が「しぇん」になるためで、伊良部島でもふつうに「しぇんしぇい」とか「しぇんせい」と言います。
そんな訳で千円は「しぇんえん」です。2千円は「にしぇんえん」です。
沖縄サミットが行われた、西暦2000年に発行された2000円紙幣は沖縄にとって特別な存在です。
守礼門がデザインされている事もあり、沖縄のアイデンティティが日本中に認められたと感じた人もいるようです。
2千円札は沖縄では普通に出回っていて、伊良部島でもお年玉などでもよく使われています。
今回の改元で新紙幣が発行されると騒がれていますが、2千円札だけは変わらないとのこと。
沖縄ゆかりの紙幣だけリニューアルされない事に、深い意味があるのか無いのかは解りませんが、改めて「にしぇんえん」という言葉の響きにアイデンティティを感じます。
2千円札表 (1024x512) 2千円札裏 (1024x514)



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【伊良部の自然】
<サンセットビーチ>
島国の日本には海に沈む夕日の見所がたくさん有って、サンセットビーチという名前のビーチが至る所にあります。
宮古島にもサンセットビーチという名前のビーチが有るようですが、特に名前を付けなくても至る所がサンセットビーチです。
伊良部島にも夕日の見所が数多くありますが、サンセットビーチと言うとすれば、やはり下地島の西海岸が頭に浮かびます。
夕日ポイントでは空港17エンドや佐和田の浜が有名ですが、高い建物が無く、空が広い伊良部島では遠くまで見通しがきくので、海岸まで行かなくても、夕日を見れるポイントがたくさんあります。
日中の太陽は強烈な紫外線で人の肌にダメージを与えますが、夕方の太陽は赤外線を放つと言われています。
ちょっと肌寒い夕方でも暖かく感じるのはそのためだそうです。
紫外線を気にして日焼けを気にしている方も、夕方は伊良部島の夕日の絶景を見に出かけてみてください。
絶景に心も癒されますが、遠赤外線効果で身体にも良さそうですよ。
サンセット (1024x690)


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【まるよし人間模様】
<老眼水中眼鏡>
透明度が抜群の美しい海にハマったRさんは、まるよし滞在期間中は毎日のように伊良部島・下地島のビーチに通います。
昨年は趣味が高じて、この景色を記録に残したいと水中でも写真が撮れるカメラを新規購入して意気揚々とまるよしに現れました。
取扱説明書もバッチリ読んでいるし、準備万端とまるで新しいオモチャを与えられた子供のように舞い上がっています。
水中写真を撮りまくろうと海に向かいますが、いざ水中で撮影しようとすると、老眼が進んだ眼にはモニターがハッキリ見えません。
海の中は遠くまで美しく見えるのにと悔しがりまが、開き直って下手な鉄砲も数打ちゃ当たるとばかりに撮りまくります。
近年のデジタル化とは素晴らしいもので、フィルム時代と違って財布を気にせず何枚でも撮れます。
それはそれとして、やっぱりモニター画面を見て写真は撮りたいものです。
若いあなたにも老眼は必ず訪れます。
決して他人事ではありません。
遠近両用水中メガネも有るようですが、最近怒濤の宣伝をしている何とかルーペのように水中でもワンタッチで使える簡単なグッズはないのでしょうか。
ミノカサゴ03 (1024x691)



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伊良部の日常】
<プリムン>
宮古島の方言にプリムンという言葉があります。
馬鹿のことです。
愚鈍と言う意味でも使われます。
日常会話で頻繁に登場しますが、関東でバカ、関西でアホが良く使われるように、会話の常套句で軽い気持ちで使われることが多いようです。
まるよしでも会話の中に頻繁に出てきます。
「バカねえ」とか、「お馬鹿なやつ」と言うやさしい意味で使われる事が多いようなので、会話の中に登場しても安心して聞いていてください。
ただし、本当に馬鹿だとシビアに使われることも当然あります。
バカ者と言われても若者と言うことなので、普通に聞いていても良いですが、たびたびプリムンという言葉が頭の上で飛び交ったら要注意です。



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<難破船>
2013年1月に難破したモンゴル船籍の貨物船の事故は痛ましいものでした。
船は移動されずにそのままシンビジのリーフの上に放置されました。
座礁した当時は船体は原型をとどめ、ウナウサギバナタから見ると手に取るように間近に見ることができました。
座礁した船は、毎年の台風と冬場の季節風がもたらす大波に洗われ、時と共に朽ちて行き、姿は年々小さくなっていきます。
遂に一昨年の台風で船体はひっくり返って、船底が上になってしまいました。
時が経つに連れて、事故の記憶は遠くなって、難破船は事故の実体ではなく単なる目印となっていきます。
ここ2、3年で有名になった断崖絶壁からの景色が有名なイグアナ岩ですが、同じような絶壁の景色が売りの三角点と区別するためか、難破船が見えるポイントとしても知られていきます。
北からの強烈な冬の季節風で座礁した難破船、船体は風化しても、今後の教訓とし事実は風化させたくない思いです。
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【伊良部の自然】
<ミガル>
旧暦3月3日のサニツが過ぎると昼の潮位が下がり始めます。
通常一日2回の満潮・干潮がありますが、この頃から夜の干潮より、昼の干潮の方が潮が引いて、水温が暑くなるまでの時期が潮干狩りには絶好の季節になります。
今年のサニツは余り潮が引かなかったようですが、次の大潮は潮も引いて絶好のコンディションになったようです。
プゥルに向かったまるよしのスタッフの一家は大漁だったようです。
魚釣りやサザエの他に、狙いはミガルと言う貝です。
磯の香りがして島酒のつまみには絶好です。
文字で書くとミガルですが、「み」と「が」発音は鼻に抜けるで音で、「る」は巻き舌になります。
フランス語のような発音です。
ミガルは伊良部の方言で一般的に何と呼ばれているのか知りませんが、「りゅうきゅうへびがい」の一種と思われます。
ミガルは潮の引いたサンゴの間にヘビが横たわるような姿をした筒状の貝です。
普通の二枚貝や巻貝を想像していると、なかなか見つけられません。
これからは水温もあがり、海に入るには良い季節になります。
原色のトロピカルフィッシュもきれいですが、是非ミガルも捜してみてください。
ミガル (1024x691)


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【伊良部の自然】
<ハイビスカス>
南国を代表する花と言えばハイビスカスが有名です。
かりゆしウェアの柄にもよく使われ、沖縄の花の代名詞になっています。
ハイビスカスは畑と畑の境界に植えられていたり、街路樹になっているところもあります。
色は赤系が多く見かけられます。
真紅からピンクがかったものまで、微妙に違う色々な赤があって、それぞれの美しさがあります。
日本名はブッソウゲというそうですが、宮古島ではあかばなと言われて、八重のハイビスカスはゴージャスです。
宮古島では2、3年前から「宮古島ハイビスカス(あかばなぁ)産業化プロジェクト」で、宮古島産ハイビスカスの産業化を目指しています。
プロジェクトでは、ハイビスカスを使ったエキスやドリンク、食品、化粧品などの商品開発などを行っているそうです。
宮古島ではプロジェクトの前から、ハイビスカスの枝がお土産用に売られていたり、ハイビスカス風味のコーヒーやお茶もあります。
伊良部島でも街あるきのツアーでは、ハイビスカスで色付けしたハーブティーやハイビスカスの花の天ぷらなどが振舞われます。
伊良部商工会もプロジェクトに参加しているそうなので、これを機会に新しい名物になれば良いですね。
ハイビスカスは挿し木でも付くそうなので、一度お試しください。
ハイビスカス (1024x690)


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【伊良部の不思議】
<ユタ2>
伊良部大橋が開通して3年が経過した昨年あたりから、伊良部島の建設ラッシュは更に本格的になっています。
おおどころでは、内地の大型資本によるラグジュアリーホテルや小中一貫校の結いの橋学園、下地島空港ターミナルビルの建設等です。
その他にも新たな宿泊施設や土地改良等の工事が行われています。
まるよしの近くでもレンタカー施設の工事が始まりました。
大型重機を見ない日はなく、沖縄や内地から来た工事関係者の方々が沢山滞在しています。
まるよしにも宿泊や食事で色々の方がご来店されます。
そんな中に、常連になって頂いた、まるよしの近くに泊まっている関西からの職人さん達がいました。。
ある日、地元のユタが食事に来ている時に、気になった事があるとまるよしのスタッフに話を伝えます。
話というのは、別の席で食事をしていた常連の職人さん達の事です。
内容は「職人さんのうちの一人の影が薄いので、魂が幾つか抜けているのではないか」ということで、「何か起こる前にどこかに相談したほうが良いのでは」というアドバイスでした。
一応スタッフが本人にその話を伝えると、実は地元での占いでも同じような事を言われるそうです。
今泊まっている宿泊施設でも、テレビの画面がピンクや青になったり、不思議な現象に遭遇するそうです。
その宿は、以前住んでいたおじぃの思いが残っていると噂のある宿で、霊感の弱い人でも色々不思議な現象に遭遇しています。
旅の安全を祈願する宮古島の張水御嶽にお参りしたほうが良いとか、神願いをした方が良いという話がでましたが、その後どうなったのでしょう。
あらためてユタの不思議に驚かされるばかりですが、伊良部では日常のことです。
張水御嶽 (1024x692)



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伊良部の風物詩】
<ロマン海道>
ロマン海道 (683x1024)1999年から始まったロマン海道伊良部島マラソン。
例年2月の最終日曜日に開催されています。
今年は節目の20回を迎えました。
健康増進が目的で開催されていますが、その精神は脈々と引き継がれているようです。
近年のマラソンブームでランナーの人口が増えて、人と競い合うピリピリした大会もあると聞いていますが、ロマンでは全くそんな空気はありません。
伊良部大橋が架かる前は、更にチョーローカルな大会で、参加賞の生のカツオやマグロ目当てに伊良部島、宮古島の人の参加がほとんどで県外からの参加者は一握りでした。
宮古島からの定期船が遅れるとスタート時間も遅れます。
大橋が架かると、伊良部大橋を走れる予定でしたがボツになり、その後も車の動線の変化でコースも年ごとに変わりました。
結局、昔のコースに戻ったようですが、伊良部大橋に翻弄されました。
伊良部大橋の開通で人気が出た宮古島観光。
定員も1,000人から1,500人に増えたり、県外からの参加者も増えましたが、島のゆったりとした雰囲気はマラソンでも変わってないようです。
最近の参加賞は伊良部名物のカツオのなまり節と渦巻きパンが多いようですが、優雅なネーミングのままに、島の空気を感じながら楽しく走ってはいかかですか?
制限時間も余裕があるので、最後までウォーキングで参加する人もいます。
地元のケーブルテレビで生中継されたり、完走者は翌日の地元紙に全員掲載されるというおまけもあります。
マラソン参加賞 (1024x1011)


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<伊良部大断水>
佐和田の浜のコウノトリの佐和田幸田はついに滞在一年になったと報道がありましたが、喜んでばかりはいられないようです。
もともとコウノトリが南国の干潟に住みつくのは珍しい事だそうです。
伊良部島でコウノトリを観察している野鳥の専門家によると、佐和田の浜の干潟はプランクトンが増えて、コウノトリの餌になる生き物が増えた事も一因ではないかとのことです。
プラントンが増えたということは、裏を返せば水が汚れたということです。
伊良部島は下水が整備されておらず、石灰岩の自然のろ過に頼っているとの事ですが、急激な観光客の増加やホテル建設で水の使用量にろ過に追いつかなくなった事が原因ではないかとも言われています。
思い出されるのは昨年の4月末のゴールデンウィークを襲った伊良部大断水です。
伊良部島の南区は散々な目に合って、まるよしでも臨時休業を余儀なくされました。
当初、市長は「水の使用量の増大に対し、 家庭に送水する配水池からの供給量が追いつかなかったことが原因」としていましたが、実際は「国仲にある貯水池(タンク)内の注水量を調整する部品の破損」が原因だと判明しました。
コウノトリの話を聞くと、水道の使用量の増加による断水の話にも納得が言ってしまいそうですが、これから伊良部の水は上水も下水もどうなるのでしょうか。
観光資源にもなっている美しい海の水質汚染対策が望まれますが、今年もゴールデンウィークが近づいてきて、昨年のようなハプニングが起こらない事を祈ります。



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<ファームポンド2019>
伊良部島の最高峰、牧山に建設された新しいファームポンドは、ランドマークになっている2本の鉄塔の向かいに有ります。
この巨大なファームポンドには、宮古島の地下ダムから伊良部大橋の下を通って灌漑用水が送られます。
このたび宮古島の地下ダムから、このファームポンドに農業用水の送水が始まったとの報道がありました。
23キロ以上に及ぶパイプライン敷設には、伊良部大橋の建設より費用がかかった等の噂も飛び交いましたが、それだけ壮大な事業であることは間違いありません。
これで、伊良部島の農業用水の確保が可能になりました。
これまでは日照りで渇水が続くと、タンクローリーでキビ畑に水を巻く光景が見られましたが、何年後かにはそんな姿も見られなくなるかもしれません。
スプリンクラーなどの実際の運用はまだまだ先になりそうですが、今年の4月1日から牧山ファームポンド敷地内に置いてある給水施設を、暫定的に利用できるようになりました。
給水施設とは簡単に言えば水の自動販売機です。
専用コインを投入すれば水を使えて、コイン1枚で使える水の量は500リットルだそうです。
サトウキビ農家は日照りが続くと、2000リットルや3000リットルの散水用の巨大タンクを軽トラに積んで水を買いに行きます。
コインは1枚20円で宮古島市役所の伊良部庁舎で販売するとの事です。
宮古島の同様施設で「飲料水の販売機の相場と間違えて300円投入したら、水浸しになってひんしゅくをかった」と「読めば宮古」にも話がありましたが、興味本位でお試しする事はお控えください。
ちなみに当時は500リットルで10円だったそうです。
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【伊良部の自然】
<白砂のビーチ>
渡口の浜の南の端の駐車場の横には、以前「パーラー渡口の浜」とか「渡口の浜食堂」と呼ばれていた天ぷら屋がありました。
カレーやそばもあって、地元の住民の憩いの場になっていて、観光客の中にもファンが多かったようです。
今は伊良部バブルの落とし子のような、観光客むけのカフェになっていますが、天ぷら屋の女将によると、渡口の浜の砂は、量が増えたり減ったりして、海岸の形が日々変わったそうです。
これは季節の風向きや台風の大波の影響だと言われています。
一方、下地島空港17エンドの砂は確実に増えています。
以前は大潮の干潮時でも海面下にあった場所の白砂が露出して、年々その範囲が拡がっています。
今では白砂の美しい伊良部島有数の絶景ポイントになりました。
これらの砂は、伊良部大橋の工事と共に増えたと言われています。
所変わって、宮古島の前浜では砂の減少が嘆かれています。
伊良部島でも更に変化が起きているようです。
最近開発が進んでいる渡口の浜の南に点在するビーチは、今までサンゴや小さな巻き貝が打ち上げられてビーチコーミングに絶好だった浜でした。
しかし最近は砂の量が増えて、引き潮の時には白い砂浜になっています。景観は綺麗になりましたが、イモガイやサンゴの欠片を目当てに訪れる人には残念な結果になっています。
季節や波がもたらす一時的な現象なら良いのですが、観光バブルによって伊良部島に大きな影響を及ぼした伊良部大橋は、伊良部島の自然の景観や生態系までも変えてしまうかもわかりません。
渡口の浜南の白砂ビーチ (1024x690)


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【伊良部の不思議】
<ピンボケ写真>
宮古島は石灰岩が隆起して出来た島です。
石灰岩は長年の歳月の間に、波風や雨などの自然現象で削られ、数多くの洞窟が造られました。
伊良部島にも無数の洞窟がありアブと言われていますが、その中には文化財になっていたり、信仰の対象になっている場所もあります。
家族連れで神奈川から訪れるOさんは、宮古島の歴史・伝統・文化などに興味を持ち、観光地以外の場所もしばしば訪れます。
そんなOさんがある洞窟を訪れた際に、上から差し込む光があまりに幻想的で思わず写真に収めました。
ところが撮った写真を見ると、ピンボケや2重写しになって、まるで心霊写真のようです。
自分の小さなお子さんも2重に写って、心配になります。
10年ほど前から有名になった宮古島のパンプキンホールがある鍾乳洞でも、撮った写真のピントが合わないことが多いと聞きますが、なかにはホラー映画のリングを思い起こして不安になる人もいるようです。
中に入っても良いと聞いてから訪れた伊良部島の洞窟なのですが、不安は拭い去れません。
翌年、Oさんがまるよしで紹介されたユタに聞いたところ、その洞窟に入っても大丈夫だと聞かされてやっと安心しました。
ユタの話には、ほかにもいろいろ思い当たることがあって、非常に満足したとのことです。
橋の開通とともに、パワースポット巡りなどでその洞窟にも訪れる人が増えました。
ピンボケの本当の原因は解りませんが、たしかにその洞窟の中では不思議な空気を感じます。
伊良部島にはそう言った場所が、数多くあります。
地元の人にとって神聖な場所である事も多いので、自分の判断でむやみにあちこち立ち入るのは控えた方が良いでしょう。
ヌドクビアブ (1024x693)



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【んきゃーん(昔の)伊良部】
<空き瓶回収>
オリオンビール (569x1024)今はドリンクと言えば、ペットボトルか缶入りですが、昔はほとんどが瓶入りでした。
ビールも当然瓶入りです。
当時はガラスも貴重で空き瓶は回収されて、再利用されます。
あるメーカーの瓶に他社のビールのラベルが貼ってある瓶が普通だったと記憶していますが、思い違いでしょうか。
ビールの瓶を店に持っていくと1本に付き20円もらえました。
当然コーラも瓶入りで、1リットル瓶の空き瓶を店に持って行くと20円、蓋付は30円でした。
空き瓶を持っていくと瓶代をもらえ、その瓶は店の裏に積まれます。
伊良部のぼうちらは自分で持ってきた瓶が商店の裏に積まれると、こっそり運び出しては他の商店に持っていって小銭を貰っていたそうです。
そんな事が繰り返し出来たのは、その当時は集落にたくさん商店が有った事もあるようですが、店のおじぃおばぁも子供のする事を多めにみていたのかもしれません。
今の時代も当時でも犯罪ですが、子供なりに頭を使って小遣い稼ぎをしていたようです。
使い捨て全盛の今では、そのような小遣い稼ぎは出来ませんが、物を大事にする当時だからこその悪さでした。


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【んなまぬ(今の)伊良部】
<近くて遠い?17エンド>
ここ2、3年の間に、赤丸付きで人気急上昇した新たな観光スポット「17エンド」。
この17エンドに続く下地島空港管理道路は、予告のとおり3月23日から全面車両通行止めになりました。
実際に通行止めになってみると、改めて伊良部大橋の影響の大きさを実感させられます。
そもそも伊良部大橋が架かった事により、宮古島と繋がり伊良部島の生活は便利になりました。
一方、大橋の開通によって観光客は倍増。
島の住民にメリットがあるかは無いかは不明ですが、色々な思惑が入り乱れ、いわゆる伊良部バブルの真っ最中です。
新しいホテルや建物が出現し、現在進行形であちらこちらで建設中です。
そして、ついに下地島空港の定期便の復活となります。
ターミナルビルも新築されました。
1980年から10数年就航した那覇との定期便の時代とはスケールが違います。
そして「空港管理保安体制に万全を期す必要がある」との理由で、空港管理道路は全面車両通行止になりました。
空港管理事務所によると、徒歩の通行は大丈夫だそうです。
また、自転車は道路交通法では軽車両なので乗って通行する事は出来ませんが、押して行くのは良いそうです。
北側滑走路の周りの空港管理道路は2.5キロ弱あります。
事務所では「自転車を押して行くのは可能だが、自分の体力や健康状態と相談しながら行って下さい」との事です。
確かに夏は強烈な日差しでマジ暑く、冬場では北東からの強風が障害物の無い滑走路を吹きけて体力を奪います。体感は内地並みの寒さになることもあります。
下地島を一周するには、管理道路を通らないと行けないので、一周を目指す人は気合をいれて挑戦してください。
通行止めになって不便になったと思うより、運動がてら17エンドの絶景をたっぷり体感できると前向きに考えてみましょう。
遠くて近い17エンド (1024x691)



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伊良部の日常】
<道路迂回>
道路迂回 (768x1024)伊良部島では現在、様々な工事が進行中です。
土地改良や橋詰広場の新設などの公共工事をはじめ、新しいホテルなどの工事が目白押しで、下地島空港や結の橋学園の工事も工期が延びそうです。
牧山ではあらたなファームポンドが設置されました。
このファームポンドは宮古島の地下ダムから伊良部大橋を通って送られる灌漑用水を貯める貯水施設です。
新設されたファームポンドには宮古本島にある地下ダムから送水が始まったそうです。
このファームポンドから畑に水を送る送水菅の敷設工事が伊良部島の幹線道路で行われています。
そのため、長山港と白鳥岬を結ぶ横断道路などあちらこちらの道路は通行止めの所があって、迂回することになります。
迂回路の案内板が設置されていますが、伊良部の道に慣れない観光客の方々にはわかりづらく、途方にくれる方もいるかも知れません。
観光マップやカーナビを見ても、なかなか目的地にたどり着かない事もあると思いますが、迂回したことで思わぬ景色に出会えるかも知れません。
お急ぎの方はイライラするかも知れませんが、普段は通らない農道や生活道路を走って伊良部島の日常を感じてみてください。



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【んなまぬ(今の)伊良部】
<路線バス新設>
3月30日の下地島空港の定期便就航に伴い、かねてから話題になっていた路線バスについての報道がありました。
定期便の離発着に合わせて、宮古島の宮古協栄バスと沖縄の中央交通の2社が新たに路線バスを運行するそうです。
運行ルートは、みやこ下地島空港から伊良部島の南西部の県道204号線を通り、伊良部大橋、宮古島の市街地、宮古空港、東急リゾートなどを経由して、終着点はシギラのリゾートホテルだそうです。
石垣島でも新空港の開港した時に、島のホテルを巡る路線バスが出来たという話もありました。
今回の路線は、定期便で下地島空港を訪れる人の利便性を高めるためと共に、「下地島空港と宮古島中心地や大型リゾート施設へのアクセスが乏しいことから、地域住民等のアクセス向上に取り組むなどの目的」で開設されたそうですが、発表されたの路線図を見ると伊良部島の集落近くに停留所はありません。
下地島空港からの次のバス停は、宮古協栄バスで「渡口の浜入り口」、中央交通では「平良港」になっています。
一部の情報では「途中乗降も可能」という話もありますが、定期便の発着日と時間に合わせてそれぞれの会社が一日一往復という事もあり、本格的な住民の足にはなりそうにはありません。
これからは定期便の増便に合わせて本数が増える事も有るそうです。
香港からの定期便や関空からの直行便の就航の発表があった事もあり、これからは、バスの本数が続々と増えるかもしれません。
伊良部島の住民が解りやすく利用できる停留所の新設も含めて、住民の足になるように今後に期待しましょう。
3月末からは伊良部島から宮古空港まで乗り換え無しで行けるようになるので、まるよしにお泊まりになる方も、機会があれば一度利用してみてください。
宮古協栄バス (1024x692)



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伊良部の日常】
<多良間の黒糖>
多良間の黒糖 (817x1024)沖縄土産も色々ありますが、黒糖は人気商品の一つです。
黒糖と言っても、ピーナツ黒糖、ショウガ黒糖など色々有りますが、純粋の黒糖も人気です。
サトウキビを原料とした黒糖のお土産品の中には、グラニュー糖などのほかの材料が含む製品もありますが、多良間の黒糖の原材料はサトウキビだけです。
宮古製糖によると「そもそも黒糖とは、サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰め、加工を一切していないもののことを言う」そうです。
またその中でも、沖縄の7つの離島でしか生産されていないブランド黒糖を「沖縄黒糖」と呼びます。
因みに7つの離島とは伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照間島・与那国島との事をいいます。
この沖縄黒糖ブランドのひとつが多良間島の黒糖で宮古諸島では多良間産だけです。
多良間の黒糖はミネラル補給やおやつでそのまま食べるだけでなく、料理に使うとまろやかな甘みが出て料理が上手くなった様に感じます。
まるよしのリピーターの中にもお土産に多良間の黒糖を必ず買って帰る人もいます。
宮古島にお越しの方は、是非おためし下さい。
土産物店やスーパーなどで売っていて値段は様々ですが、宮古製糖の多良間工場で製造しているせいなのか、JAがらみの店で買うとお得のようです。
佐良浜Aコープ



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2002年4月に発売され宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

【んきゃーん(昔の)伊良部】
<民間療法>
「読めば宮古」にも書かれていましたが、昔は湿疹などで肌が痒くなると、島ぞうりを炙って痒い所を叩いたそうです。
伊良部島でも同じことがあって、島サバを炙ってパンパンと軽く叩いてもらうと、不思議に痒みがおさまったということです。
同じようなことは「二日酔いには三ツ矢サイダーが効く」とか、「片栗粉も二日酔いに良い」とか、「傷をした時は、畑の土を塗ればよい」とか、「石油を塗って消毒した」とか、「お腹が痛い時はタバコを吸わせると良い」など数限りなくあります。
「風邪をひいて喉が痛いときは、アロエの葉肉を食べると一発で治る」と言っている人もいますが、伊良部島ではアロエの事を「医者いらず」と呼ぶので、これは何となく効きそうです。
医学的根拠は定かでない民間療法と言える場合もありますが、物の無い時代、手に入る物で色々と工夫をしていたことは間違いありません。
いずれにしろ、これで治るんだ思う精神的な力は今でも大切かもしれません。
島ぞうり (1024x691)


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